日本の世界遺産1日でまわれるコース
世界遺産に登録されている【琉球王国のグスク及び関連遺産群】のうち、1日でまわれるコースを紹介しましょう。徒歩で全部をまわるのはちょっと無理かもしれませんので、タクシーやバスなどを上手に使って観光してみましょう。
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首里城
首里城の歴史は琉球王国の歴史とも言われるくらい、沖縄の文化や歴史を象徴するものです。小高い丘の上にある首里城は城壁で囲まれて、その中にいつくもの広場や施設、聖地を持ちます。1429年に尚巴志が琉球全土を統一し、琉球王国は首里城を拠点として成立され、沖縄県が誕生した1879年の首里城明け渡しまでの450年間、琉球王国は続きました。1945年に焼失しましたが、47年後の1992年に復元がされました。世界遺産に登録されているのは「首里城跡」で、復元された建造物は世界遺産ではありません。
守礼門
二千円紙幣の図柄にもなっている守礼門ですが、二千円札の流通が少ないために目にする機会が少ないのが現実です。首里城から離れた場所にあるために、門だけがポツンとある印象で、「日本三大がっかり」に挙げられたこともありました。守礼門は首里城の正門にあたるもので、そこからほどなく進むと、園比屋武御獄石門があります。
首里城案内
住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2
入場時間:9:00~17:30(入館締め切り17:00)
入場料金:大人800円、高校生600円、小中学生300円
園比屋武御獄石門(そのひやんうたきいしもん)
守礼門から首里城に向かって進むと、園比屋武御獄石門が見えてきます。1519年に造られたこの石門は、国王が城の外に出る際に無事を祈願した拝所の一つです。世界遺産だけではなく、重要文化財にも指定されています。
御獄(うたき)
御獄は聖地で祈りの場所の象徴です。神が宿り、村を守る場所とされて、現在でも大切に守られ続け、多くの参拝者が訪れます。周りを緑で囲まれて、石を積み上げて周囲を囲っています。
園比屋武御獄石門案内
住所:沖縄県那覇市首里真和志1丁目7
観覧時間:見学自由
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玉稜(たまうどぅん)
1501年に尚真王が王家の人間が永遠に眠る場所として造ったのが玉稜です。内部は三室になった石造りの大きなもので、沖縄で一番大きなものとなります。国王と王妃が東側、皇子や王女は西側の部屋に納められています。大きな石造りの佇まいはとでも重厚で歴史を感じさせるものです。
石製欄干
玉稜には石の欄干がつけられていて、獅子や睡蓮、龍や鳳凰が浮き彫りにされています。守り神として施されているのでしょうか。
玉稜案内
住所:沖縄県那覇市首里金城町1丁目3
観覧時間:9:00~18:00(入場締め切り17:30)
観覧料金:大人200円、子供100円
識名園(しきなえん)
1799年に造られた識名園は、国王一家の保養や中国からの接待の場に使われた、琉球王国で一番大きな別邸になります。廻遊式庭園で、池の周囲を歩きながら景色の移り変わりの様を楽しめるように造られています。池のまわりには御殿や花園、築山などが作られ、小島を結ぶ石のアーチ橋が架けられています。
六角堂(ろっかくどう)
池の中の小さな島には、中国風の六角形の東屋があります。架けられたアーチ橋は琉球石灰岩で造られた一つ石です。
育徳泉(いくとくせん)
いくつかある池の水が湧き出ている場所の一つで、あいかた積にした琉球石灰岩の石垣が、美しい曲線を描いています。
識名園案内
住所:沖縄県那覇市字真地421-7
休園日:毎週水曜日
入場時間:9:00~17:30(4月1日~9月30日)、9:00~17:00(10月1日~3月31日)
入場料:大人(高校生以上)300円、子供100円
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