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三角西港
三角西港は「みすみにしこう」と読みます。三角港は東港と西港に別れていますが、明治時代に国費で整備された西港は、宮城県の野蒜築港、福井県の三国港と並び、明治の三大築港と呼ばれています。天然の良港で、世界遺産にも登録されました。
貿易港として
西港の周辺は当時、大変栄えた地域でした。国の特別輸出港に指定され、海沿いには数多くの海運倉庫だけではなく、洋風の建物や旅館が建ち並び、街並みも整備されました。周辺には裁判所や商船学校、警察署長官舎や水産試験場、海上保安庁の船舶停泊施設などもあり、桜並木もあったことから、素晴らしい景観を作り上げていました。港の重要度が東港に移行し、西港は見る影もなく衰退していきます。
重要文化財へ
西港は明治時代の港湾施設が国内で唯一そのまま残っているとして、重要文化財に指定されています。埠頭、水路、4基の石橋が重要文化財、周辺の海運倉庫や簡易裁判所、宇土郡役所、龍じょう館は登録有形文化財に指定されています。
三角西港案内
■住所/〒869-3207 熊本県宇城市三角町三角浦
■開館時間/9:00~17:00
■休館日/龍じょう館、浦島屋、旧三角簡易裁判所、旧高田回漕店のみ火曜日休館
■アクセス/松橋ICより車で50分・JR三角駅よりタクシー約5分
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