平泉
岩手県平泉は中尊寺などで知られていて、観光地としても人気があり、【平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群】として世界遺産に登録されています。自然溢れる平泉の地に、歴史的資産がいくつもあります。
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平泉と藤原氏
平泉を90年間拠点としていた奥州藤原氏。初代藤原清衛が中尊寺を構成している大伽藍群を建立しました。また、藤原基衛の時代になると、毛越寺の建立と共に、道路の整備をし、都市機能が整っていきます。無量光院は秀衛によって建立され、市街地などの整備も行われました。源頼朝によって藤原氏は滅ぼされましたが、様々な建造物は保護されてきました。藤原一族が築き上げてきた地方文化の発展や、藤原氏の滅亡により、その重要性を失ったことにより更なる開発がされず、結果当時の姿をそのまま残して保存され、それらが評価されて世界遺産の登録となりました。
中尊寺
中尊寺は天台宗東北本山の寺院で、奥州三十三観音番外札所です。金色堂が有名で、初代奥州藤原の初代である清衛を初め、親子四代の遺体が安置されていることでも知られています。金色堂は中尊寺を象徴するだけではなく、奥州藤原文化をも象徴する建造物です。
月見坂
中尊寺の表参道「月見坂」もまた、中尊寺を象徴するものでしょう。江戸時代に伊達藩が植樹した杉並木が続いていて、心が洗われるような風情があります。
中尊寺案内
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
拝観時間:3/1~11/3・8:30~17:00 11/4~2月末 8:30~16:30
拝観料:大人800円 高校生500円 中学生300円 小学生200円
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観自在王院跡
観自在王院跡は毛越寺に隣接している庭園です。平安時代に発掘、復元され、現在では世界遺産登録と共に、国指定の名勝としても登録されています。舞鶴が池をメインに、荒磯風の石組みや、中島、洲浜などの他に、大阿弥陀堂や小阿弥陀堂の跡などもあり、史跡公園として整備され、多くの人々の憩いの場になっています。
観自在王院跡案内
〒029-4100 岩手県平泉町字志羅山地内
無量光院跡
無量光院跡は京都の平等院を模して作られた寺院で、当時は平等院に勝る煌びやかさがありましたが、何度も火災にあり、現在は土塁や礎石のみとなっています。国の特別史跡に指定されており、その景観は素晴らしいものとなっています。
無量光院跡案内
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内
金鶏山
金鶏山は標高98.6mで、国の史跡に登録されています。山頂には経塚があります。金の鶏を山頂に埋めたという伝説があり、盗掘もされましたが、その際に、銅製経筒や陶器のツボなども掘り出されています。
金鶏山案内
〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内
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