下鴨神社
下鴨神社(しもかもじんじゃ)は通称で、正式名を賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といいます。世界文化遺産の【古都京都の文化財】の中の一つにあげられます。上賀茂神社と対で見られています。
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上賀茂神社と並ぶ歴史ある神社
下鴨神社は、上賀茂神社と並んで京都で最古の神社です。上賀茂神社と同じく賀茂一族の氏神として始まりました。源氏物語など、数々の歴史ある文学にたびたび登場している神社です。上賀茂神社を上社、下鴨神社を下社と呼びます。境内の南の森には、樹齢200~600年もの樹が茂り、神々の審判の場として使われていたと伝えられています。自然あふれる糺の森と呼ばれる参道を北へ進むと大きな朱塗りの鳥居が出迎えてくれます。正面の奥には本殿があり、国宝になっています。広大な境内には白砂が敷き詰められていて、2棟の本殿と社殿が55棟あり、重要文化財に指定されているものも数多くあります。
https://seo-sem.co.jp/contents/i3meguri/jpn-w/kyo-3.html大炊殿
下鴨神社の見所の一つはこの大炊殿です。拝観料が500円かかりますが、一見の価値ありでしょう。大炊殿は本殿の西側に位置していて、重要文化財です。お供え物を調理する神の台所です。
糺の森
糺の森(ただすのもり)と呼ばれる3万6千坪にも及ぶ敷地に鎮座する下鴨神社の長い参道は、左右を森に囲まれたとてもきもちのよい場所です。ケヤキや楓などの落葉樹が全体の70%を占め、普通常緑樹が鎮守の森には植えてありますが、古代からの自然がそのまま残っているのです。40種類ほどの植物があり、山桜、あじさい、つつじなど、新緑の季節も紅葉の季節も、どれをとっておもお勧めの場所です。泉川には蛍も飛び、四季折々の美しい表情を見せてくれます。
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光琳の梅
2月を過ぎるとつぼみがほころび始める梅。下鴨神社の御手洗川のほとり、朱塗りのそり橋の横に立つ梅の木は、光琳の梅と呼ばれています。江戸時代の画家として有名な、尾形光琳の描いた「紅白梅図屏風(国宝)」が、この辺りで描かれたものだと言われており、こう呼ばれるようになりました。
流し雛
下鴨神社の流し雛は有名な行事です。3月3日の桃の節句に境内を流れる御手洗川で行われます。雛祭りはわざわいを人形に託して川に流す流し雛と、ひいな遊びと呼ばれる公家が行っていたものが結びついたものです。下鴨神社では、衣冠装束や十二単、舞子さんによる流し雛が行われます。この行事の中でも様々な儀式が行われ、多くの観光客でにぎわう行事です。余談ですが、この儀式が行われる御手洗川、川底からあがってくる泡をモデルに作ったのが「みたらし団子」です。
お守り
下鴨神社のお守りはとてもデザインが可愛らしいです。特に、5月の葵祭でしか手に入らない「葵守」は大人気です。色もデザインも凝っていて、デニム生地でできたお守りもあるようです。若い女性へのお土産に喜ばれそうですよ♪
結婚式
世界遺産でもある下鴨神社で挙式を挙げるカップルは少なくないようです。厳かな雰囲気の中、厳粛な気持ちで挙式ができます。ここで結婚式を挙げたカップルの感想もとてもよく、格式ある神社ですので、とても人気があるようです。人数は30名前後まで、雅楽演奏もあります。ブライダルサービスの会社に問い合わせてみるといいでしょう。思い出に残る大イベントですので、歴史ある素敵な場所で結婚式を挙げたいですよね。
下鴨神社案内
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
拝観時間:自由 大炊殿10:00~16:00
拝観料:無料 大炊殿の特別拝観料 500円
アクセス:市バス「下鴨神社前」下車
祭事案内:蹴鞠はじめ(1月4日)、御蔭祭~葵祭に先駆け、下鴨神社に神霊を迎える神事(5月12日)、葵祭~11:40に行列が到着、14:20頃上賀茂神社に向けて出発(5月15日)
下鴨神社ホームページ:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
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