- HOME
- 明治日本の産業革命遺産
- 山口県
- 大板山たたら製鉄遺跡
大板山たたら製鉄遺跡
山口県萩市にある大板山たたら製鉄遺跡は、江戸時代の製鉄所の跡になります。国の史跡、世界文化遺産に登録されています。
スポンサードリンク
たたらとは
日本古来の方法、砂鉄を木炭で燃焼し、鉄を作り出す方法が「たたら吹き」と呼ばれることから、この製鉄所はたたら製鉄所と呼ばれていました。江戸中期から幕末にかけて操業していました。
遺跡の構成
山内(さんない)と呼ばれていた大板山たたら製鉄遺跡は、幕末期のものが保存、整備されています。
高殿
中心となる施設で、砂鉄を鉄に変化させる「製鉄炉」がありました。他には砂鉄を燃焼、乾燥させる「砂鉄焙焼炉」、作業長の休憩所の「村下座」、番子の休憩所「番小屋」がありました。
砂鉄洗場
砂鉄掛取場とも呼ばれる場所で、不純物を取り除くために、砂鉄を水洗いして純度を高める場所です。
鉄池
製鉄炉で作られた鉄を冷やすための池です。
元小屋
事務所で本ト小屋と呼ばれていました。隣接する鍛冶場では、たたら道具の営繕が行われていました。
墓地・人足小屋
人足小屋は職人らの住まいですが、墓地を改葬し、現在はダムの底となっています。
大板山たたら製鉄遺跡案内
■住所/〒758-0501 山口県萩市大字紫福257-5
■入館料/無料
■開館時間/常時
■休館日/なし
■アクセス/JR東萩駅より車で30分・県道11号、10号線北上、山の口ダム方向つきあたり
■お問い合わせ先/・萩市観光課
・電話:0838-25-3139 ・FAX:0838-26-0716
スポンサードリンク
注目の世界遺産
福岡県の世界遺産
- 福岡県
- 三池炭鉱 宮原抗三池炭鉱宮原抗は、三井に明治政府から
- 三池炭鉱 万田抗池炭鉱 宮原抗の1.5kmの場所に隣接している
- 三池炭鉱専用鉄道敷跡馬車鉄道としてスタートした三池炭鉱専用鉄道
- 三池港三池港は、1908年3月に竣工した港で
- 官営八幡製鐵所関連施設新日鐵住金八幡製鉄所として、1901年
関連記事
- アメリカ大陸の世界遺産自由の女神やグランド・キャニオンなど
- アフリカ大陸の世界遺産文化遺産だけではなく、自然遺産も
- オセアニア大陸の世界遺産タスマニアデビルで有名なタスマニア
- ヨーロッパ大陸の世界遺産ヨーロッパ大陸の世界遺産
- アジア大陸の世界遺産アジア大陸で、日本以外で世界遺産に登録されているもの