春日大社
春日大社は奈良公園の中にある神社で、全国に数多くある春日神社の総本社です。鹿を神の使いとしていることから、奈良公園には鹿が多く放されているのが有名です。【古都奈良の文化財】として、世界遺産に登録されています。
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砂ずりの藤
春日大社の見所の一つとして、「砂ずりの藤」と呼ばれる藤があります。古くからこの藤は自生していたらしく、花穂が1メートル以上にもなり、地面の砂をするほど伸びることからこの名前がついています。花穂の長さは毎年かわり、種類はノダフジと基本的には同じ種類の用です。見頃は4月の終わり頃から5月の中旬になります。
春日大社の見所
参道に通じる重要文化財の「一の鳥居」、柱の太いのが特徴です。この一の鳥居から少し離れた所にある「二の鳥居」をくぐると、鹿の形をした手水場があります。鹿の口にくわえられた筒から水が出ています。
南門~神拝所
参道を進んでいくと朱塗りの大きな門がお目見えします。これが「南門」です。重要文化財に指定されていて、大きく美しい門です。この南門の前には柵で覆われている「神石」と呼ばれる石があります。地中にある石の大きさは分かりませんが、地表に出ている部分は小さなものです。誰も触ることが許されていない石です。南門正面には幣殿と舞殿が一つになった「神拝所」があります。奥にある本殿を参拝するための場所で、神拝所からの参拝には料金はかかりません。重要文化財に指定されています。
中門~本殿
神拝所の奥に進むと重厚なイメージの重要文化財の「中門」が現れます。左右には「御廊」と呼ばれる回廊があります。中門と御廊の前にある木でできた柵は「稲垣」というもので、神前にお供えするために稲穂をかける場所です。手前にある4つの燈籠は「春日燈籠」とよばれるものです。中門の奥に「本殿」が4棟建てられています。建物としては唯一の国宝になります。拝殿がないために、参拝する場合は特別拝観料を納めて、前にある中門から参拝することになります。
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神苑
神苑は、元々は1932年に万葉植物園として開園されたもので、参道の途中にあります。多くの草花が季節ごとに美しい花を咲かせ、参拝者の気持ち安らぐ神の庭として公開されています。ここに入るには入園料が必要です。
結婚式とお宮参り
世界遺産でもあり、歴史ある春日大社で結婚式を挙げるカップルも多いことでしょう。普段は入ることができない本殿での挙式ができ、雅楽や巫女の舞などもあり、厳粛なムードでの挙式ができます。また、あかちゃんが生まれて初めての行事でもあるお宮参りも、この春日大社で行えます。予約もいりませんので便利ですね。
春日大社案内
住所:奈良県奈良市春日野町160
休み:宝物殿 年4回の展示物入れ替え時、神苑 1・2・12月の月曜日
拝観時間:6:30~17:30(4~10月)、7:00~16:30(11~3月)、宝物殿・神苑9:00~16:00
拝観料金:境内自由、本殿500円、宝物殿 大人420円、中高生315円、子供210円 神苑 大人・高校生525円、小中学生262円
アクセス:JR近鉄奈良駅より奈良交通バス「大仏殿・春日大社前」「春日大社表参道」下車歩いて10分
祭事案内:春日祭(3月13日)、御田植神事(3月15日)、水谷神社鎮花祭(4月5日)、献花祭(5月10日)、薪御能(5月11~12日)、興福寺貫首社参式(1月2日)、神楽始式(1月3日)、御祈祷始式(1月7日)、舞楽始式(1月第2月曜日)、節分万燈籠(2月3日)、中元万燈籠(8月14~15日)、春日若宮おん祭(12月15~18日)
春日山原生林
春日山原生林は千年以上の長きに渡り、樹木の伐採が禁じられてきた場所で、春日大社の山として、神聖なものとされてきました。原生林が奈良市のすぐそばにあるということも珍しく、天然記念物に指定されています。照葉樹林は国の名勝にもなっています。この春日山原生林は、保護の対象にすべきとのことで、【古都奈良の文化財】として世界遺産に登録されています。大きな木、美しい滝などがありますが、道からはずれることなく、自然を大事にして散策しましょう。
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