京都の世界遺産
「古都京都の文化財」として、世界遺産に登録されている、京都の社寺や城を紹介していきましょう。登録されているものは、京都市、宇治市、大津市にあります。全部で17件もの歴史ある建造物が登録されています。
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世界遺産への登録
日本政府が1993年10月に、世界遺産委員会に「古都京都の文化財」として推薦し、厳しい審査を経て、偶然にも平安建都1200年の1994年12月に、プーケットで開かれた第18回世界遺産委員会において審議され、世界文化遺産として登録されました。日本国内で最高ランクの国宝や庭園を所有していて、敷地全域が国の史跡などに指定されているものも多く、それまでやこれからの保存や保護にも期待が持てるものが多いことが登録へのきっかけとなっているのでしょう。
お勧めの観光の順番
京都にはいくつも世界遺産に指定されている物件がありますので、旅行するときにもいくつかまとめて観光することができます。17件もあるので一度に全部は無理ですが、京都駅からタクシーをチャーターしていくつかの世界遺産を効率よくまわることができます。お勧めのコースは
・京都駅→東寺(教王護国寺)→本願寺(西本願寺)→清水寺→二条城→銀閣寺(慈照寺)→下鴨神社(賀茂御祖神社)→上賀茂神社(賀茂別雷神社)
・平等院→宇治上神社→醍醐寺(醍醐寺まではちょっと距離があります)
・東寺(教王護国寺)→本願寺(西本願寺)→二条城→金閣寺(鹿苑寺)→龍安寺→仁和寺
・金閣寺(鹿苑寺)→龍安寺→仁和寺→天龍寺→西芳寺
このコースには、他の世界遺産と距離のある高山寺、延暦寺が組み込まれていません。あくまでもまわりやすい順番ですので、必ずしもこのコースでなければいけないと言うことでもありません。宿泊場所にもよりますので、駅やタクシードライバーなどにお勧めのコースを聞いてみましょう。京都駅周辺に宿泊すれば、観光しやすいのではないでしょうか。
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タクシーのチャーター
バスや電車で移動しながらの観光もお勧めですが、時間のロスを考えると、タクシーを貸し切りにしてチャーターする方が、効率よく観光できるのではないでしょうか。ツアーですと団体行動になりますので、自分の思うように動けないということもあるでしょう。個人で観光するにも、地図やガイドを片手におろおろすることもあるかもしれません(それも旅の楽しみの一つですが)。小型タクシーや中型タクシー、チャーターする時間によって料金は変わってきますが、小型タクシーだと4名までで3時間のチャーターからで1万円前後~1万4千円前後から、中型タクシーだと5名までで、1万2千円前後~1万6千円前後くらいでしょう。ホームページを開いて料金を案内している個人タクシーもありますので、問い合わせてみましょう。この場合、観光する場所の拝観料や入場料はドライバー以外の料金はもちろん負担になりますが、駐車場料金や有料道路を利用した際の料金も自分で負担になります。同乗者がいる場合は、割り勘にするのを考えると、人数の多い方が割安になりますね。
旅の裏技
京都を観光する場合、世界遺産巡りはもちろんのこと、京都ならではの美味しい食べ物も試してみたいですよね。京都の世界遺産の中には、境内で精進料理をいただける所もあります。その都度、一緒の旅行者とそれぞれ財布を覗いて料金を払うのではなく、旅行に出る前に廻りたい場所の入場料や拝観料を調べて、旅行にかかる大体の予算を決めてしまいましょう。お互いが財布を持つ他に、旅行資金としてお金を出し合って、旅行専用の財布に入れてしまいます。お土産以外でかかるものはここから支払うようにすれば、皆が揃って財布を片手にお支払い…なんてこともなく、スムーズに支払いができます。この裏技、けっこう便利でお勧めです!
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