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官営八幡製鐵所関連施設
新日鐵住金八幡製鉄所として、1901年から現在も稼動し、日本の鉄鋼業の要となっているわが国が誇るものの一つで、世界遺産にも登録されています。
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関連施設
世界遺産として登録されている官営八幡製鐵所関連施設を構成するのは、旧本事務所、旧鍛冶工場、修繕工場、遠賀川水源地ポンプ室の4つの施設で構成されています。
旧本事務所
製鉄所の中枢となる事務所で、長官室や顧問技師室、主計室、技監室があります。八幡製鉄所が創業する2年前の、1899年に建てられました。概観はイギリス式のレンガ積みになっており、重厚感のあるものとなっています。現在は老朽化によってたちいり禁止されていますが、創業時の図面や書類、門標、フィルム、レールなどの数万点に及ぶ資料が保管されています。
修繕工場
100年以上経過した現在でも稼動している施設です。旧本事務所を手がけた会社と同じ、ドイツの会社によって設計された工場です。製鉄所の中心となる施設で、製鉄所で使われていた機械のメンテナンスや部材の作成や組み立てを行う場所です。3回に渡って増築され、奥行きは140mもの長さになっています。
遠賀川水源地ポンプ室
製鉄所では工業用水が不可欠になります。そのため、製鉄所に水を送水するために遠賀川の東岸に作られたのがこの遠賀川水源地ポンプ室です。現在も製鉄所で必要とする工業用水の3割を送り続けています。赤レンガで造られた施設は教会を思わせるような見た目になっていて、創業時そのままの姿を留めています。
官営八幡製鐵所関連施設案内
■住所/〒805-0071 福岡県北吸収し八幡東苦大字尾倉他
※関連施設は一般公開されていません。
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