きんぴらは「金平」と書きます。細く切った食材を甘からく、さとうとしょうゆでいためたものを言います。「金平」の名前は、童話で有名な金太郎の本名、金平から名づけられたと言われていて、ゴボウは元気になる食べ物と言われていたことから、強く出元気な金太郎から、名前をとったといわれています。
外国人から見ると、植物の根であるごぼうを食べる日本人の食文化が考えられないそうですよ。私たちにしてみれば、おぞうにや煮しめなど、色々な料理に使われるごぼうはとてもおいしく食べている食材でもあるので、外国の人にもおいしさをわかってほしいですね。
ごぼうをよく洗って土を落とし、
包丁の背中でこすって皮をおとします。
4~5cmくらいに切り、
さらに半分に切ります。
平らな方をしたにして、
細く切ります。
アクをぬくために水につけておきます。
水が茶色くなるのでアクがぬけているのが分かります。
にんじんも4~5cmに切り、
薄くスライスします。
スライスしたにんじんをさらに細く切ります。
なべを強火にかけ、油を熱します。
水気を切ったごぼうとにんじんを
入れて5分ほどいためます。
ごぼうとにんじんが
しんなりしてきたら、だし、しょうゆ、さとうをくわえて混ぜます。
フタをして中火で
10分ほど煮込みます。
10分たったらフタをとり、
煮汁がなくなるまでいためます。
きんぴらごぼうの作り方・レシピ
きんぴらごぼうの味付けは、その家によってちがいます。味がこかったりうすかったり、ごま油がきいていたり。ここのレシピで手順をおぼえて、自分なりに調味料の加減をして、自分だけの味につくりあげましょう!