中に、こしあんや粒あん、みそあんが入った和菓子のことです。子供の日に柏餅を食べるようになったのは、江戸時代からだそうですよ。知ってましたか?
今では甘いあんこが入った物を柏餅と読んでいますが、江戸時代は甘くない塩あんや、みそあんが当たり前でした。おもちの部分を甘くしているので、おいしいかもしれませんね。
白玉粉と砂糖を一緒にボウルに入れます。
お湯を少しだけいれてよくとかします。
2に上新粉を全部入れ、お湯を少しずつ入れてとかします。
生地がボロボロになってきたら手でこね、耳たぶくらいのやわらかさになるよう、ぬるま湯を様子を見ながら入れます。
耳たぶのやわらかさになったら、生地を10個に分けてまるめ、真ん中をへこませます。
耐熱容器に5を入れ、熱湯を5が隠れるくらいに入れます。
600Wの電子レンジで3分チンします。
チンしている間にあんこを10個にわけておきます。
チンした生地は少し冷ましてからラップではさみ、のばします。このときラップの内側に粉をつけておくとくっつきません。
のばした生地であんこを包みます。
おいしい柏餅のできあがりです。
※今回、柏の葉は使いませんでしたが、あれば柏の葉で柏餅をつつんでみましょう。
毎年5月が近づくと、こいのぼりを飾る家をよく見かけるようになりますが、こどもの日に食べる食べ物の一つが柏餅です。それでは柏餅にはどのような由来があり、どれくらいのカロリーがあるのでしょうか。
柏餅は江戸時代に江戸で考案された和菓子です。柏餅の由来としては、柏の葉は新芽が出るまでは古い葉が落ちないということから、家系が絶えず子孫繁栄につながるとされ、餡入りの餅を包むのに使われるようになりました。
葉を巻く意味にはいくつかありますが、その一つ目が縁起物としてということです。柏の葉には子孫繁栄という意味が込められているので、めでたい行事にはぴったりということです。そして衛生的かつ食べやすいようにという意味もあります。昔は大きな葉がお皿の代わりとしても使われていたので、手でつかんで食べる際にも、お餅が手につくこともなく、手の雑菌がお餅につくこともないので、非常に便利に使われていました。そして香りや風情を楽しむという意味も込められています。柏の葉にはほのかな香りがあります。この香りを楽しみながらお餅を食べることに風情を感じるということです。最後に殺菌効果です。柏の葉にはや木の枝や葉が傷ついた時の自浄効果として発散される物質が含まれているので、お餅を包むことにより腐りにくくする効果があります。
柏餅を食べる時に気になるのが、やはりカロリーではないでしょうか。柏餅の餡はこしあん、つぶあん、みそあんなどの種類があります。あんの種類に関係なく、平均的な柏餅の大きさを60グラムとすると、柏餅のカロリーは約140キロカロリーほどであるとされいてます。スーパーやコンビニで販売されているおにぎりが、だいたい170キロカロリーから220キロカロリーなので、おにぎりひとつよりも、やや少ないといったところでしょうか。しかし柏餅は楽に食べられてしまうので、調子にのって3個くらい食べてしまうと、かなりのカロリーを摂取することになるので、注意が必要です。
柏餅(かしわもち)の作り方・レシピ
子供の日と言えばこいのぼり!そしてちまきに柏餅!売ってるのは食べたことがあると思いますが、自分でも簡単につくれるんですよ♪火を使わないでつくれる柏餅です!