腰痛が起こる一因として、肥満や体の疲れなどが挙げられます。
体重が過剰に増えると姿勢も悪くなり、腰への負担も大きくなって腰痛を引き起こしてしまいますし、肉体労働などで腰を疲れさせることも腰痛に繋がります。
肥満による腰痛を予防するには、適度な運動が効果的です。
一方で疲れによる腰痛予防のためには、激しい運動はせずに軽いマッサージなどで筋肉のコリを和らげましょう。
腰を酷使しない程度で、腰痛予防に役立つ運動を心がけたいですね。
腰痛と肥満は大きく関係しています。
腰痛発症の大きな原因の一つとして、肥満が挙げられます。
肥満になり体重が増えると、腰へ負担がかかってしまうからです。
上半身と下半身のつなぎ目である腰には上半身の体重の負担がかかりやすいため、腰痛に繋がってしまいます。
肥満によりお腹が出ることで、猫背や前かがみの姿勢になる人も多いですが、そのような悪い姿勢が腰痛を引き起こすこともあります。
肥満を改善するには、腰まわりの筋肉や腹筋などを鍛える必要があります。
特に効果が見込めるのは、深層筋と呼ばれるインナーマッスルを鍛えること。
インナーマッスルが鍛えられる腰痛予防におすすめの体幹トレーニングを紹介します。
最も一般的な体幹トレーニングは、サイドブリッジです。
肥満は腰痛だけでなく、健康に影響を及ぼす様々な要因を引き起こし、糖尿病や痛風など生活習慣病や無呼吸症候群、高血圧、血行不良、膝の痛みなどにも繋がることがあります。
そのため、腰痛予防としてだけでなく、健康的な生活を送るためにも肥満を解消しなければなりません。
食事内容の偏りや運動不足などの生活習慣を見直して、肥満対策を行うように心がけましょう。
腰痛には様々なことが原因として急に重い物を持ち上げる、長時間の無理な姿勢による背骨への負担、加齢によるもの、病気など様々なことが考えられます。
肉体労働などによって腰の筋肉を酷使したり、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることなども筋肉を疲れさせて、腰痛に繋がります。
筋肉の状態が腰痛に繋がるメカニズムとしては、筋肉の疲れが血行不良になることが挙げられます。
筋肉の血行が悪くなると、乳酸という疲労物質が溜まって痛みが発生します。
筋肉の疲労による血行不良は腰痛だけでなく、肩コリや眼精疲労などの原因にもなります。
血行不良による筋肉のコリをほぐす方法には、マッサージや半身浴などがあります。
マッサージも入浴時に行ったほうが、筋肉のコリがほぐれやすいですよ。
就寝時も腰に負担がかからないような姿勢を心がけるほか、ビタミン類やアミノ酸などのコリをほぐす効果のある栄養素や成分が含まれたサプリメントなどを摂取することもおすすめです。
激しいスポーツや腰に過度の負担がかかる運動は、腰の筋肉を疲れさせてしまい腰痛を招く危険性があるので避けるようにしましょう。
激しい運動や腰に負担の大きい運動は腰痛発症の原因にもなるため避けなければいけませんが、適度な運動であれば腰痛予防に効果を発揮してくれます。
自分に合った運動を見つけて、毎日少しずつ続けるようにしましょう。