デスクワークの仕事の方というのは男女を問わず、腰痛に悩まされている方が大変多いと思います。
最近は腰痛にならないための姿勢とケアの方法などかなり研究されてきているため、どなたも様々な方法を試されているのではないでしょか。
デスクワークで気になるのは、まず椅子の形ではないかと思います。今は、腰痛を起こさないように工夫されたものが出ていますので、そのようなものを試しても良いのではないでしょうか。
また、腰に負担をかけないように作られた座布団やクッションなどを利用するのも一つの方法だと思います。
しかし、腰痛というものは、病院で調べても原因が分からないほど、人によって痛む理由がそれぞれなのです。
姿勢が悪いだけの人もいますし、背骨が湾曲していることで傷む人、また、筋肉の硬直からくる腰痛もあります。
中には、内臓の動きが悪いために痛みを感じる人もいることでしょう。
このように人によって腰痛になる要因が様々なので、自分自身が痛みを感じて辛いのは、何が原因なのか考えてみることが必要です。原因については簡単には分からないでしょう。しかし、痛みがある前にどのような姿勢で何をしていたかを考えてみてください。
一日中座っていて、ほとんど動いていない状態でしたら、急に動くと必ず腰に負担がきます。
原因は、動かないことのでの体の硬直です。固まってしまっていた身体をほぐすことなく急に動かすことで、体中に負担がかかり、腰に痛みがきてしまうのです。
腰というのは、腰付近の筋肉だけが問題ではなく、意外と体全身の筋肉の硬直によっても傷みが左右されます。
同じ状態でしばらく仕事をしていた時などは、動き始める時、少し体をほぐすようにしましょう。
手首、腕、首、肩、腰を軽くストレッチしてみてください。また、足全体も固まっていますので、足首も軽く回し、アキレス腱伸ばしも伸ばしましょう。
身体が幾分かほぐれると、次の動作がかなり楽になります。
腰の傷みいうのは、腰だけでなく、体中の筋肉も関係していますので、ストレッチをするときは、腰だけでなく、身体全体を動かすようにしましょう。
その時に着ていた洋服についても振り返ってみましょう。締め付けるような服は結構の腰や体の筋肉の妨げになり、このことからも腰の痛みは起こります。
そんなにきつくないと思っているような下着でも、関係しているときがあります。身に着けているものの見直しは行った方が良いでしょう。
服によっては、冷えを誘うものもあります。やはり、身体が冷えやすい部分には、何かしらのケアをするようにしてください。
仕事時だけでなく、家での過ごし方も考えてみましょう。運動もせずだらだらと過ごしてはいませんか?運動はやはり少しでもすべきです。
ストレッチを中心に、まず柔軟性を養うようにしてください。身体が硬いとというのは、筋肉が常に近い状態ですのであまりよくありません。身体を少しでも柔らかく出来るようにしましょう。
身体がほぐれ、柔らかくなったら、少し筋トレに挑戦しましょう。ほんの少しで良いですから無理のない程度の行ってください。筋トレは、腹筋、背筋を中心に行いましょう。
腰に痛みが感じる人の中には、腹筋と背筋どちらか一方だけが強く、二つのバランスが取れていないために起こる人もいます。腰は腹筋と背筋の両方で支えるものです。二つの筋力のバランスはとても大事なことなのです。
他の筋力トレーニングも少しは行ってください。胸筋や腕なども少しは筋力をつけることをおすすめします。
足も同時にした方が良いのですが、足の方は、出来ればウオーキング、スロージョギングなどがお薦めです。このようなトレーニングは、内臓も少しは鍛えられますし、血流も良くなります。
他のケアの方法としては、睡眠はしっかりととることです。疲れた時は無理をせず、身体を休めるように心掛けて下さい。
またストレスなどはなるべくためないように精神的に強くなるようにしましょう。メンタル面を強くするのは難しいかもしれませんが、気になることがあっても、なるべく前向きに考えるように自分をコントロールするようにしましょう。
日々の食事なども見なおしても良いかもしれません。栄養面もきちんと考え、バランスの良い食事を心がけて下さい。
脂っこいものやお酒などほどほどにして、内臓に負担をかけないようにしましょう。少し太り気味の方は、自分のベスト体重を考えて、その体重に近づけるように努力することが出来ればと思います。
腰痛は、太りすぎでも起こります。しかし、一般的な基準のベスト体重といっても、その人の本当のベスト体重は別のところにある場合もあります。
過去を振り返ってみて、身体が一番軽く動いたときが、ベストの状態に近いこともありますので、そこはその人本人にしか分からないことです。良く考えてみましょう。答えが出たら、そのベスト体重に少しでも近づくように頑張ってください。
腰の痛みの原因は様々です。色々なケアや方法を試して、自分に合った予防や対処方法を見つけるしかありません。試すうちにきっと良い方法が見つかります。頑張りましょう。