女性も腰痛に悩んでいる方は多いでしょう。
腰痛は男女問わずに発症するものですが、女性の場合はホルモンバランスの乱れや妊娠などが腰痛発症に影響すると言われます。
女性の気になる症状や腰痛改善、または予防するためのアイテムなどを見てみましょう。
女性も腰痛持ちの方が多いかと思われますが、その腰痛、本当に単なる腰の痛みと捉えていませんか?
生理の時以外の出血のことは、総称して不正出血と呼ばれます。
実は、その不正出血と腰痛は、あなたの体からの悲鳴かもしれません。
健康な女性ならば、定期的に生理があり、それに伴って出血があるのは普通です。
しかし、環境の変化やストレス等によってホルモンバランスの乱れが生じることもあります。
生理周期が狂ったり、生理の時期が不確定になったり、出血とともに腰痛が起きたり……。
思い当たることはありませんか?
いつもと違う腹痛や腰痛があり、同時に不正出血があった場合、あなたの体の中でホルモンバランスが乱れている可能性があります。
基礎体温を測っている方なら、排卵日前後に体温の変動があるのはご存知でしょう。
排卵日の前後数日間、うっすらと出血する・あるいは明らかに生理より少ない出血があるなら、それは排卵出血と思われます。
それと同時に重い下腹部の痛みや、腰が引っ張られるような鈍痛を感じることもあると思いますが、これは排卵時の痛みが腰痛や腹痛として感じられるというもので、よくあることです。
しかし、それはきちんと基礎体温を計測していて、体温に変動がある場合です。
生理に続いてまた少量の出血があった場合、それは前回の生理が終わりきっていなかったせいかもしれません。
次回生理日の約2週間前頃に少ない不正出血がある場合、排卵出血の可能性があります。
生理のような鈍痛や腰痛を伴ったり、なんとなく卵巣のある腰部分に痛みを感じるなどの症状が現れることも……。
また、体の冷えが原因だったり、不規則な生活や食生活の乱れなどで不正出血が起こることもあります。
そういう場合は悪い生活習慣を改め、なるべく体や足腰を冷やさないようにすると、症状の改善が望めます。
ストレスを感じたら自分なりに発散し、ゆったりとした気分で過ごせるようにしましょう。
ストレスで無排卵となっている場合は、だらだらと出血が続くこともあります。
お腹や腰が鈍く痛んだり、不快な感じが続く場合や尋常ではない痛みや出血がある場合は、速やかに医師の診察を受けてください。 子宮内膜症や子宮筋腫の場合、生理周期の腰痛や腹痛が見られることがあります。
さらに症状が進むと、生理周期以外にも腰痛や腹痛が出るようです。
上述のとおり、腰痛の陰に女性特有の病気が隠れていることもあるかもしれません。
女性は毎月生理があり、その時腹痛や腰痛を感じることもあると思います。 しかし、本来は心身ともに健康であれば、生理痛がないのだそうです。
生理痛が起こるということは、ストレスや生活習慣の乱れなどでホルモンのバランスが乱れているということになります。
なかには生理痛がない、あるいは軽い女性もいますが、生理時には何かしらの体調不良に見舞われる方も多いのではないでしょうか。
頻繁に腹痛が起きたり、腰痛を感じたりする場合、もちろんストレスが原因のこともあるでしょう。
一過性のストレスならば原因を取り除けば治りますが、職場や家庭でのストレスを受け続けて慢性化していたら、婦人科系疾患を引き起こすきっかけになります。
代表的な婦人科系の疾患といえば、子宮内膜症や子宮筋腫などが挙げられます。
これらは良性の疾患ですが、症状が進めば出血量が異常なほど増えて貧血に陥ったり、手術が必要になる場合も考えられます。
生活に支障が出るほど辛いのなら、専門的な治療を受けなければいけないかもしれません。
少しでも快適な日々を過ごすために婦人科へ行き、一度ご自分の体を見直してみましょう。
子宮筋腫などは女性の3~4人に1人にあるほど、ポピュラーな病気です。
小さいものなら自覚症状がないので、筋腫があるまま普通に生活を送れることもありますが、月経量が多すぎて貧血になり、婦人科で検査を受けて初めて子宮筋腫と診断された例もあります。
婦人科では、まず問診票に月経周期や妊娠・出産の有無などを書きます。
内診するために経膣超音波検査をされますので、これで子宮や卵巣の状態を調べます。 ついでに子宮頚ガン検診を勧められることもあるので、良い機会ですから是非受けてみましょう。
なんでもなければ安心ですし、もし病変があっても早期発見できればすぐ治療を始められます。 婦人科で小さな子宮筋腫が発見されても、日常生活に問題がなかったり、閉経が近ければ
特に治療を必要とせず、経過観察ということも多いです。
ホルモン治療や漢方薬を用いての治療など、医師は患者さんに合った治療方法を提案してくれます。
腰痛の際に、まずは手軽に使用しやすい湿布に走る方は多いと思います。
または、塗り薬を塗布するなど、ドラッグストアで購入できるものを試したり、腰痛に良いとされるストレッチなどを試したりすることもあるかもしれません。
もちろん、これらのものは私も使用したことがあるのですが、即効性が望めなかったことと、私の場合は効果もイマイチだったこともあって続きませんでした。
ガードルと聞くと、皆さんパンツタイプのものをイメージすると思いますが、英語でのgirdleは「帯」を意味すると知っていましたか。
なので、ここではベルトタイプのものを「ガードル」としてお話しします。
ちなみに、パンツタイプではなく、巻くタイプの「ガードル」も登場しているようですね。
私が初めてガードルを使うことになったのは、ぎっくり腰になって整形外科を受診した時です
医師の勧めでガードルを購入することになりました。
診察後に、サイズを測るのでこちらへどうぞと言われた時には、正直疑っていました。 こんなに痛いのに、そしてぎっくり腰になる前からずっと長い間、腰痛と戦ってきたのにガードルを巻いたくらいの事で腰痛の痛みが治まるわけはないと思っていたのです。
ですが、そんな失礼な事をその場で言うわけにもいかず、ガードル代を払って病院を後にしました。
断りきれずに購入したガードルを渋々使うことに……
腰痛に対するガードルの効果を疑っていた私ですが、他に方法もないのでとりあえずガードルを服の下につけて仕事に行きました。
動けないほどの強い痛みは翌日には無くなっていて、ゆっくりなら歩けるという程度に。それがどれほどガードルの効果と言えるかどうかは不明ですが、とにかくガードルを付ける前の腰痛に比べるとはるかに回復していました。
ぎっくり腰発症から数日後、私は夫と2歳の息子と一緒に初めてディズニーランドに行く予定でした。
息子は甘えん坊で、抱っこが欠かせません。
普段はしてもらえる抱っこが、ディズニーランドではしてもらえないというのが2歳児に通用するわけがありません。
ほとんど神頼み的な感覚で、ガードルを少し強めに巻きました。
すると、腰がそれまでとは違う感覚になったのです。
ガードルは無段階で強さを調整することができるタイプなのですが、それまでは特に調整せずに使っていたため、締め方としては少し緩かったのです。その時はなんとなく調整してそれまでよりも強く巻いたところ、腰の痛みを感じませんでした。
うっかり腰を深く曲げてしまうこともないため、腰への負担も軽くなりました。
これも立派なガードルの効果と言えるのではないでしょうか。
ぎっくり腰が良くなった後も、私と腰痛は切り離すことができない関係で、ガードルとの付き合いも続いています。
腰が少し痛くなり始めた時にガードルをぎゅっと強めに巻くことで、普段通りの生活を送ることが可能になります。