広東文化
広東料理の達人
 

広東文化

広東は中国で最も早く改革開放政策を行い、「海外に門を開けた」ところです。1979年、鄧小平(とうしょうへい)は改革開放(かいかくかいほう)政策を実施し、深セン(shenzhen)、珠海(zhuhai)、アモイ(xiamen)、海南(hainan)、汕頭(shantou)を始めて海岸部の五つの都市を経済特別区にしました。海外からの資本を積極的に取り入れ、外国企業が経済特別区で経済活動を行いやすくいろんな政策を行いました。1979年、珠海や深センなど経済特別区となった「おかげ」で広州の街は活気で溢れていました。

広東文化は食文化?

広東の人は中国の中で食文化を非常に重要していることで有名です。「食は広州に有り」は、広東の中心都市である広州においしい中華があるということだけではなく、広州の人が食べることを重んずるということでもあります。食文化は、広東文化の中で最も重要な世界に認められている財産です。広東の人は、中国国内で食に一番こだわり、健康に気を使っていることで有名です。これは経済特別区になった「おかげ」で中国のほかの地方より生活レベルが高く、経済力があるのと大いに関係しています。

広東文化は香港に影響している?

香港に住んでいる大部分の人は広東人ですから、広東料理が香港で有名であることは当たり前かも知れません。広東料理は「新鮮」、「食材の味を生かす」、「鮮やか」ということで好評を得ているだけではなく、調理方法の多様性で世界に名を知られています。香港の人は、その日取れた食材をその日のうちに調理することを非常に心かけています。新鮮な野菜、お魚、魚介類などはスーパーより市場から買うことが多いですが、これも「フレッシュ」な食材にこだわる香港人の習慣の表れです。

広東文化と香港文化の違い

広東の人も香港の人も、市場で食材を購入することを好みます。市場の食材は、計りで売るのがほとんどです。例えばりんごは1個いくらではなく、一キロいくらというわけです。日本に来た広州や香港の留学生たちは、リンゴを数で売る日本の「習慣」に最初非常に戸惑うそうです。広東と香港は量りでものを売ることには変わりありませんが、量りの単位が違うので注意しなければなりません。広州、深セン、珠海をはじめとする広東地域では1斤(1斤は500グラムです)は10両ですが、香港では1斤は16両です。

広東文化と香港文化のミックス

1997年、香港がイギリスから中国に返還されてから10年目に入りました。香港は独自の文化の所有から中国内陸、特に広州、深セン、珠海など広東の主要都市の文化と交じり合う文化に変わりつつあります。香港は中国の一部という概念も世界に定着し、香港人も外国の人に「中国人」と自己紹介するようになりました。ちょっと前までは「香港人」と紹介してきたものが、中国への変換と中国経済力のアップと同時に中国人という呼び方に代わってきました。

広東文化と「派手」

「中国の人は赤が好き」、赤はいつの間にか中国を代表する色となりました。中国の人は確かに赤(中国では赤を紅hongといいます)が好きです。赤は縁起が良い色として結婚やお祝い事の時には必ず使う色です。広州、深セン、香港など中国南の人は「派手」が大好きです。これは色に限りません。服装だけではなく、「結婚式を派手に」、「家の装飾を派手に」にすることでも有名です。中国人なら誰もが「広州の人は商売上手でお金持ちが多い」と思っています。商売人が多い広州で6と8は、一番歓迎されている数字です。6は中国語の順(shun)と、8は中国語の発(fa)と似ている発音をしているからです。6と8の数字が入った車ナンバー、電話番号は競売にかけるほど人気があります。