点心、飲茶
広東料理の達人
 

あんまん

寒い時期になると、学校の帰りにコンビニよって肉まんやあんまんを買って食べる学生さんが多いです。コンビニの保温器具に入っている熱々の中華まんを見ると、思わず食べたくなります。肉まんはおやつと言うより食事感覚で食べることが多いですが、あんまんはお食事というよりはおやつですよね。コンビニのあんまんは「つぶ餡」ではなく「こしあん」ですが、これはなぜでしょう。小豆が大好きな人にとってはつぶ餡のほうがいいかも知れませんが、小豆の皮が気になる人にとってはこしあんのほうが助かるかも知れませんね。

あんまんは朝市で?

多くの中国の人にとってあんまんは主食であって、決しておやつではありません。中国にはどの街にも「朝市」と呼ばれている市場があり、朝市から朝食を買ってきて食べるご家庭が多いです。夫婦共働きの中国では時間をかけて朝食を作るお母さんがだんだん少なくなってきました。あんまん、肉まんなどの中華まんと豆乳を買ってきて朝食を済ましている若い夫婦が多いです。朝市に行って朝食を買ってくる若い夫婦はまだ良いほうです。朝少しでも寝ていたいから、朝食を食べないまま出勤する若者も大勢います。

あんまんと黒砂糖まん

あんまんならコンビニで売っているけど、黒砂糖まんはどこで売っているでしょう? 残念ながらいまのところ、日本のコンビニだけではなく、スーパーなどでも黒砂糖まんを売っていません。中国には昔から黒砂糖まんがあり、今現在でもとても人気があります。中国で黒砂糖まんは、肉まん、あんまんと肩を並べ朝市はもちろんのこと、スーパーの冷凍食品売り場などでも売っています。「黒砂糖まんレシピを教えてください。」という声が聞こえてきました。作り方は簡単ですよ。あんまんレシピを参照にしてください。つぶ餡を黒砂糖に変えるだけです。ただし、作り立ての黒砂糖まんは具の黒砂糖が溶けて非常に熱くなっているので、やけどには十分気をつけてください。中国語で黒砂糖は紅糖と書き、黒砂糖まんは「紅糖包(hongtangbao)」と言います。

本格あんまんレシピ

材料(10個分)

薄力粉(なければ強力粉でもいいです)300グラム

ドライイースト 小さじ一杯

ぬるま湯  150cc

つぶ餡(お好みによってこしあん)150グラム

(塩少々、黒胡麻適量を餡に混ぜると一層おいしくなりますが、胡麻が苦手な人は控えてください)

作り方

  1. ケーキ、パン作りの時と同じく小麦粉をふるいます。(小麦粉をふるいにかけると、生地が滑らかに仕上がります)
  2. ドライイーストを40度ぐらいのぬるま湯でよく溶かします。(ふるいにかけた小麦粉に直接入れてもいいです)
  3. 大き目のボールにふるいにかけた小麦粉、ぬるま湯に溶かしたドライイースト150ccを入れ、耳たぶほどの柔らかさになるまでよくこねます。(生地が発酵することを考慮し、大き目のボールをお使いください)
  4. こねた生地が入っているボールにラップをし、30分ほど発酵させます。(部屋の温度によって発酵時間は多少変わってきます。生地が2倍ほどに膨らんできたら発酵できたという合図です)
  5. 発酵した生地を10等分にし、丸めます。
  6. 打ち粉をした台の上で丸めた生地を麺棒で伸ばします。(麺棒に生地がくっつかないように、麺棒にも打ち粉をしてください)、(時間節約のために、この段階で蒸し器の下段にお湯をたっぷり沸かしておきます)
  7. 具を10等分にして麺棒で伸ばした皮で包みます。
  8. 蒸し器のお湯が沸騰したところで火を止めます。クッキングシートを敷いた蒸し器の上段にあんまんを間隔を開けて入れます。蓋をして二次発酵(10分ほど)をします。二次発酵により、あんまんの皮はふんわり、もちもちに仕上がります。(この方法は、ほかの中華まんの生地を作る時にも適応します)
  9. 二次発酵したあんまんが入っている蒸し器に再び火を入れ、10分間蒸したら、本格「プロのあんまん」の出来上がりです。

あんまん