ミリオンバンブー
ミリオンバンブーは、リュウケツジュ科ドラセナ属の植物です。原産地は、熱帯アフリカで、ミリオンバンブーの他に、「万年竹」「富貴竹」などいろいろな呼び方があります。このミリオンバンブーは、もともとドラセナ・サンデリアーナの葉を落として茎だけにしたもので、ハイドロカルチャーや水栽培しておくだけでいいことから、育て方も簡単で、人気が高まっています。小さなものが主流ですが、最近では、網目状に編んで、高さを出したタワータイプのものも販売されています。中国や台湾では、縁起のいい観葉植物として、プレゼントや正月飾りなどにされています。
ミラクルリーフ
ミラクルリーフは、ベンケイソウ科セイロンベンケイ属の植物です。原産地は、熱帯地方で、マザーリーフや幸運の葉っぱとも呼ばれている葉です。これは、水や土に、葉を浮かべておくことで、葉の縁から、小さな芽が出てくる不思議な葉です。子宝草とも呼ばれ、縁起もよく、育てやすいことから、人気があります。成長した葉をまた、水や土に浮かべると、さらに、小さな芽をつけます。
エアプランツ
エアプランツは、パイナップル科チランジア属の植物です。原産地は南米で、種類も多数。エアプランツの種類によって、全く根が無いもの、ひげ根のようなものがあるものもあります。エアプランツの育て方は、夕方~夜間にかけて、霧吹きで水をかけてあげるだけ。ただ、エアプランツがやせてきて、株元や葉にシワが出来たりした場合には、株全体を12時間以上にならないように、夕方~早朝の間に、水に浸して下さい。株が大きくなると花を咲かせます。それほど管理が大変ではないことから、人気があるようです。
ボトルプランツ
ボトルプランツとは、小さなボトルやガラス瓶などに、植えられているミニ観葉植物のことで、多肉植物がよく植えられています。多肉植物はもともと成長が遅いので、成長するまでは、ボトルに入った状態で楽しむことができます。中には、寄せ植えされているボトルプランツなども販売されており、気軽に楽しめる観葉植物としても人気が高いようです。ボトルが窮屈になるようなら、取り出して植え替えるなどしてください。
アクアリウム(水草)
アクアリウムとは、水の中で育つ植物のことをいい、水草ともいいます。アクアリウムは、水槽の中で、いろいろな水草を植えて、見て楽しむ植物といってもいいでしょう。基本的には、水をキレイに保つだけで、植え替えなどという手間ひまがかからないことが特徴です。アクアリウムで利用する水草の種類も多数あるので、それぞれ、好みの水草をうまく寄せ植えすると、見た目にも鮮やかになります。アクアリウムといっても、そこに熱帯魚を入れるのも問題はありません。それに、大きな水槽でなければならないというわけでもなく、ボトルで育てる、ボトルアクアリウムという方法もあります。好きな大きさのボトルで育てる方法です。いろいろなアイデアで、見て楽しめるアクアリウムを作ってみるといいかもしれませんね。
苔玉
最近、人気の高い苔玉は、そのままインテリアとして見て楽しむことができるとあって、多数の種類が販売されています。さらに、最近では、好きな植物を苔玉にすることができるような苔玉セットなども販売されています。苔玉は、ミニ観葉植物として育てます。苔玉の管理としては、苔の部分を水に濡らすだけなので、管理が非常に楽です。ただし、成長しすぎたものは、土に植え替えするほうがいいでしょう。それこそ、挿し木などで、根が出て大きくなるまで苔玉で楽しむという形でもいいかもしれませんね。どちらかというと、和である盆栽に近いような形の苔玉は、作り方もいがいと簡単なものが多いようです。
踊る植物
マメ科の植物である「マイハギ」は、中国では「跳舞草」とも呼ばれ、音に反応して葉が上下運動をします。25℃くらいの温度で、携帯電話や人の声などに反応して動きます。夜になると葉を閉じて眠ることから、生きたペット植物とも呼ばれており、その反応を見たくて購入する方も多いとか。秋になると茎の頂端および上部の葉腋に淡黄色で紅色のぼかしが入った蝶に似た形の花が咲きます。
虫除けの木
見て楽しむだけではなく、もっと利用できるものがいいという方には、虫を寄せ付けない木。もともと、ハーブ・セラニウムは、蚊をよせつけない観葉植物として有名ですよね。最近では、ニームの木という虫除けの木が販売されております。ゴキブリ・蚊・ハエ・アブラムシ・ハダニ・スリップスなど200種以上の虫除けに効果があると言われています。他には、月桃も同じような効果があります。虫除けスプレーなど、身体に有害なものを利用するのではなく、自然の観葉植物を利用することで、自然にも人間にも優しくなれるとあって、現在人気が高まってきています。
このように、見た目にも不思議と感じられる観葉植物はたくさんあります。管理も育て方も一般的な観葉植物よりも簡単なものも多いので、育てるのが苦手な方も挑戦してみるといいかもしれませんね。ここにはないものもたくさんありますので、いろいろと探してみるのもいいですね。