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コニファー

コニファーとは、針葉樹の総称です。コニファーの代表的な品種の「ゴールドクレスト」は、人気が高いです。冬は、クリスマスツリーの代わりに、ゴールドクレストを飾り付けるところもあるようですよ。

コニファー

【学名】

Cupressus macrocarpa 'Goldcrest'

【英名】

Monterey cypress

【和名】

モントレイイトスギ ゴールドクレスト モントレイヒノキ

【分類】

ヒノキ科 クプレッスス属(イトスギ属)常緑高木草

【原産地】

北米

【環境】

7℃以上 耐陰性



【種類】

コニファーは、科や属によって、種類に分けられます。マツ科・コウヤマキ科・ヒノキ科 (旧スギ科)・ヒノキ科・イチイ科など、種類も多いようです。代表的なのは、ホノキ科の植物です。

ヒノキ科

スギ属モントレーイトスギ(Cupressus Macrocarpa Hartweg)

「ゴールドクレスト」「ウイルマ」

スギ属アリゾナイトスギ(Cupressus Arizonica Greene)

「ブルーアイス」

ヒノキ属(Chamaeyparis)

「ボールバード」「クリプシー」

ローソンヒノキ属(Lawsoniana)

「スノーホワイト」「コルムナリスグラウカ」

ビャクシン属(Juniperus)

「ブルーパシフィック」「ブルーチップ」「スカイロケット」

レイランドヒノキ属(Cupressocyparis Laylandii)

「ゴールドライダー」「キャッスルウェラインゴールド」

クロベ属(Thuja)

「ラインゴールド」

コノテガシワ属(Thuja Orientalis)

「エレガンテシマ」

マツ科

トウヒ属(Picea)

「ポプシー」

モミ属(Abies)

「モミ」「ウラジロモミ」「エゾマツ」

【特徴】

ゴールドクレストなどのコニファーは、「狭円錐形」「円錐形」「広円錐形」「円柱形」「葡萄形」「盃形」「球形」と生長した姿の形が、それぞれに違いがあります。幼木で購入する時は、生長した時の形も考えて購入すると、庭に植え替えする時などに悩みません。他には、他の観葉植物との寄せ植えなど、そのときに応じたものを選ぶのが望ましいかもしれません。

コニファー 育て方

【水やり】

ゴールドクレストは、乾燥するのを非常に嫌い病害虫の発生にも繋がるので出来るだけ避けたいものです。白っぽく土が変化したら与えて、乾燥させない様にしましょう。冬は生育がゆっくりになりますので、水やりもその分控えめに与えて下さい。

【育て方】

ゴールドクレストなどのコニファーは、観葉植物として育てるには室内に置く方がよいですが、日照不足になると枯れる場合があります。4~10月には屋外の日陰に置くと元気に生育します。ただ、長期間屋外で育て続けると、葉は固くなり、葉色も濃緑色の杉に似た植木になってしまいます。ゴールドクレストのようなやわらかい葉をそのまま楽しみたいのであれば、適度に外へ出すと葉色もよくなり、丈夫になりますね。

【土・肥料】

コニファーは、観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)6、腐葉土4。5月・10月に、化成肥料を置き肥します。

【植え替え】

ゴールドクレストは、鉢の下から根が出ていたり、根詰まりしている場合に植え替えを行います。3月や9月くらいに、2年に1度くらい行うとよいでしょう。

【増やし方】

ゴールドクレストは、3月か10月のいずれかが適期です。挿し木で増やせますので、先端部分を10cm程度に切ってから2時間水に漬けてから土に埋めましょう。

【病害虫】

ゴールドクレストなどコニファーは、空気が乾く事でハダニなどが発生する場合もあります。しかし、基本的に問題となるものはいません。

【豆知識】

コニファーは、生長の早いものもありますし、生長の遅いものもあります。剪定・切り戻し・葉摘みなどを行って手入れを行う事が美しいままの状態を保つ秘訣です。でも大きくはしたくないと言う場合は、樹木の頂点部分を摘んでしまいましょう。こうする事で、上に伸びていくのを防いでそれ以上に大きくなったりはしません。バランスよく、育てることが大切です。手間はかかる観葉植物かもしれませんが、常に管理していれば、育てやすいです。

【意外な一面】

ヨーロッパを初めとした場所から輸入され、葉や形も様々な品種が存在しています。この特性を活かして、ユニファーオンリーのスペースを作るのも良いかもしれません。成長具合によっては、室内で育て、室内で育てきれなくなったら、地植えするというのがいいかもしれませんね。しかし、耐寒性に関しては極端に強い訳ではありません。故に寒い場所や地域で育てる場合であれば、それなりの防寒対策を行う事が、長くコニファーを育てるコツかもしれません。

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