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サボテン

砂漠にあり、身体にたくさんの棘を持っているのが特徴的なサボテン。しかし、サボテンでも棘のない品種もあり、種類や形状も多いです。育て方は、とても簡単で、あまり水をあげすぎないのがコツです。

サボテン

【学名】

Epiphyllum oxpetalum

【英名】

Moonlight Cinderella

【和名】

月下美人

【分類】

サボテン科 クジャクサボテン属

【原産地】

南米ブラジル ベネズェラ 常緑多年草

【環境】

7℃以上 非耐寒性 耐陰性



【種類】

サボテンは、1万種以上の種類があり、それぞれの形状から、多種類に分けることができます。

木の葉サボテン

大葉キリン・月の桂・ウメキリン・モクキリン

ウチワサボテン

イースターカクタス・シャコバサボテン・孔雀サボテン・大型宝剣・バニーカクタス

柱サボテン

鬼面角・アゼレウス・龍神木・キンソウリュウ

球サボテン

キンセイ・金鯱・真珠・刈穂玉・金冠竜・太平丸・マグニフィカス

【特徴】

サボテンは、大きさや形など、いろいろな種類があります。そのサボテンの種類の中でも、最も人気が高いのが月下美人と呼ばれる品種です。一晩だけ、花を咲かせるという神秘的なサボテンのひとつです。花は、純白で香りが強いのも特徴です。

サボテン 育て方

【水やり】

サボテンは、表面の土がしっかり乾いてから水を与えます。あまり頻繁に与えすぎると根腐れを起こしやすいので、注意が必要です。冬は、乾燥気味にしてください。

【育て方】

サボテンは、過湿に弱く、根の弱い観葉植物なので、水はけのよい土に植えることが必要です。サボテンの中でも月下美人は、寒さには弱く真冬は5℃ぐらいの低温にあうと凍傷を起こして葉が痛んでしまいます。耐陰性ではありますが、あまり日に当てないと花を咲かせるサボテン類は、つぼみをつけにくくなるので、真夏の直射日光を避け、日に当てるようにするとよいでしょう。月下美人は、シュートと呼ばれる長い葉を2・3月頃につけます。実は、そのシュートの先に、つぼみをつけ花を咲かせるので、シュートは、切ってしまわないように注意が必要です。

【土・肥料】

サボテン専用の土か、赤玉土(小粒)5、腐葉土1、川砂4。底には多めの軽石を入れて、通風と水はけをよくすることが大切です。春~秋まで液体肥料を与えますが、置き肥は、避けたほうがよいでしょう。

【植え替え】

サボテンは、4・5月頃に、植え替えを行います。それほど成長は早いほうではないので、2・3年に1度くらいでよいでしょう。

【増やし方】

挿し木・挿し葉・子株で増やすことができます。種類によっては、子株のできるものもあります。

【病害虫】

サボテンは、水の与えすぎなどで、赤枯れ病になってしまうことがあります。根腐れを起こすことにより、葉が赤くなります。そのままにしておくと、すべて枯れてしまうので、元気な部分まで切り詰めるか、挿し木や植え替えなどを行うほうがよいでしょう。サボテンは、7℃以下になると「凍傷」を起こし、サボテンそのものがすべて枯れてしまいますので、常に7℃以上の管理をすることが大切です。

【豆知識】

現在販売されているサボテンでは、「電磁波吸収サボテン(セレウスサボテン・ペルービアナスサボテンなど)」というものが販売されていますが、知っていますか?このサボテンは、電磁波を吸収すると言われ、サンセベリア(トラの尾)のような効果があるのです。このサボテンを室内に置くだけで、パソコンやテレビなどの電化製品から出る、電磁波の吸収を和らげる働きをするのです。サボテンも他の観葉植物と同様に、健康効果があるということですね。

【意外な一面】

サボテンである、月下美人は、神秘的な植物として有名ですね。月下美人の花の開花期が6~10月頃で、花が咲く時間が夜7時頃から夜間にかけての数時間と短命なことから、なかなか見る機会が少ないようです。気温が低い場合は、朝まで咲くこともあります。不思議なことに新月の夜にしか咲かないという話もあり、幻想的です。実は、この月下美人の花は、食用になるとのことで、おひたしやてんぷらなどにすると美味しいとか。ちなみに、月下美人の花ことばは、「ただ一度だけの恋」「真実の時間」「あでやかな人」「やさしい感情を呼び起こす」などがあり、実際、この月下美人をプレゼントにと購入する方もいるようですね。

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