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サンスベリア

サンセベリアとも呼ばれているサンスベリア。どちらも同じ観葉植物です。日本ではトラノオとも呼ばれ、マイナスイオンを発生させ、空気清浄効果があると人気の高い観葉植物です。

サンスベリア

【学名】

Sansevieria trifasciata

【英名】

Sansevieria

【和名】

サンセベリア アツバチトセラン トラノオ

【分類】

リュウゼツラン科(リュウケツジュ科)サンスベリア属 常緑多年性多肉植物

【原産地】

アフリカ 南アジアの乾燥地帯

【環境】

10℃以上 非耐寒性 非耐湿性


【種類】

「シルバーハニー」「ゴールデンハニー」「ダイアモンドハニー」「スタッキー」「シリンドリカ」「ゼラニカ」「ブラックゴールド」「センセーション」「エジプト」など

【特徴】

サンスベリアの直立した剣状の多肉性の根出葉は、濃緑と淡緑の雲状模様の為、別名「トラノオ」とも呼ばれているゆえんです。サンスベリアの中で円筒状の葉が、特徴のサンスベリアスタッキーです。サンスベリアゼラニカは、ゼブラの模様が特徴的です。長い葉のものと短い葉のものと種類も多く、模様もさまざまです。

サンスベリア 育て方

【水やり】

サンスベリアは、乾燥に非常に強い植物で水を与えすぎると腐ります。土の表面が白っぽく乾いてから与える程度で充分です。冬の間は何も問題が無ければ水を全く与える必要がありません、寒い季節に水を与えない事で花の耐寒性を強める事が出来ます。春になったら再び今までと同じ様に水を与え始めましょう。

【育て方】

サンスベリアは、育てやすくて人気が高いのですが、葉の根元が白くなった場合、冬の水の与え過ぎによる根腐れが起こっています。10℃以下の環境では水を一切与えないように育てます。サンスベリアの葉が伸びないのは、サンスベリアの葉の先端が痛んでいる可能性があり、痛むと葉が伸びなくなります。植え替えの際には傷をつけない様に充分注意し、特に葉の先端部分には細心の注意を払って下さい。痛んでいないのに成長が悪い場合は肥料や日光の不足が考えられます。サンスベリアは、とても寒さに弱い観葉植物なので、冬に枯らせないよう安全に冬眠させる方法などもあります。

【土・肥料】

観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)6・腐葉土4。5・7・9月に、油粕や緩効性の化学肥料などの固形肥料を与えます。

【植え替え】

サンスベリアの植え替えは2・3年に一度は植え替えをします。性質上多肥を好みますので牛糞などを入れるのも良いですが、室内で育てている場合はとても臭うのでよく考えて与えましょう。植え替えを行う場合は少量の土を除く程度で構いません。植え替えの時期は5月~9月。植え替え、植え付け後は1週間ほど日陰で管理します。

【増やし方】

サンスベリアは、子株が発生するので、それを株分けして、増やす事が出来ます。葉を切って葉挿しもできますが、班が消えてしまい無地になります。葉挿しを行う時は10cm程度の間隔で葉を切り、一度切り口をしっかり乾燥させてから直接土に植えましょう。その後は日陰で管理して、新芽が出たら切り離して鉢上げします。

【病害虫】

サンスベリアは、空気の乾燥によりカイガラムシやハダニが発生します。カイガラムシはこすり落としハダニは葉水で落とします。

【豆知識】

本来、植物は空気清浄の役目を担っていますがサンスベリアの場合はそれに加えてマイナスイオンを発生させます。発生したマイナスイオンによってリラックス効果などに働きかけます。その独特な葉っぱの模様から「虎の尾(トラノオ)」と言う名称でも知られるサンスベリアは、育て方も簡単な観葉植物です。現在は、安い価格で販売されているので、購入してみるとよいでしょう。サンスベリアは、たまに花をつけることがあります。その花、よくキノコに間違われて、つまれてしまうことが多いです。アスパラガスのような形で、花芽が出てきますので、見守ってみてください。

【意外な一面】

サンスベリアは、種類もいろいろとあります。南アジア、アフリカの熱帯、亜熱帯、マダガスカル島に約60~70種類が分布しているのです。現在は、サンスベリアのスタッキーのものが、安定感があり、人気が高いようです。サンスベリアは、きちんと育てれば、どんどん増えていきますし、増えることで、マイナスイオンの発生量も増えていきます。それこそ、増やしておいて、プレゼントにするのもいいかもしれませんね。やはり、身体にいい効果のある観葉植物は、贈られてもうれしいものです。ただ、贈るのではなく、育て方をメモしたものを一緒に贈ると、贈られた側も育てやすいですね。

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