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ソース焼きそば

やきそばの定番中の定番、やきそばと言ったらコレ!というソース焼きそばを取り上げてみましょう。個人的には、小腹が空いたときに食べたいナンバーワンメニューです。そうでなくても、「暴力的」とさえ例えられるソースの焼ける匂いを嗅げば、お腹が空いてないときでさえ食べたくなってしまう魔力を秘めています。

ソース焼きそばとは

蒸した中華麺をキャベツ・豚肉といった具材と共に油で炒め、ソースで調味したものです。シンプルながら、具材やソースによって随分と風味が変わるので、工夫しがいがあります。昔、初めて日本にやきそば(の原型)が入ってきたときには、塩味をメインにした味付けだったはずですが、それがしょうゆ味に変わったのは日本の食文化の中、当然の話といえるでしょう。ところで、ソースを使い始めたのはいつごろからだったのでしょうか。ついでなので、ちょっとソースやきそばの歴史を調べてみましょう。

ソース焼きそばの歴史

食品、料理の歴史って、だいたいこの辺だろうってはっきりしないことが多いんですよね。ソース焼きそばも残念ながら「誰がいつどこで」考案したのかははっきりしません。ただし、昔はしょうゆ味だったものがソース味に変わったのは、戦後の話になります。この当時は物流がとぼしく、小麦粉などもなかなか手に入らない時代でした。そこで、その当時比較的安く手に入りやすかったキャベツを投入し、量を増やすことを考えたようです。そこで、キャベツで水っぽく、味が薄まる分を濃い味付け=ソースで補おうと考えたのが始まりと言われています。

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雑学その1・ご当地焼きそば

ソース焼きそばはすぐにひろまり、今ではただやきそばといえばソース焼きそばのことを指すくらいになりました。さて、基本的な製法は全国に広まったものの、例えば地方によっては肉が手に入りにくい、キャベツが手に入らないといったこともあったでしょう。その代替として具材を工夫したり、味付けに違うものを使用したりしたのが、現在人気のご当地焼きそばの原型と言えるでしょう。もしも、物流や情報が豊かな今の時代にやきそばが入ってきたなら、ご当地焼きそばはなかったかもしれませんね。

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雑学その2・生めんについて

家庭で焼きそばを作るとなれば、大抵の場合お店から麺を購入してきますね。その値段も三食入って百円で買えてしまうお手軽さ。管理人の重宝する理由でもあります。ところで、三食となると、一人者の場合は一回で食べきるのは難しくて、つい余らせてしまうのではないでしょうか。しばらく冷蔵庫に放置したものを調理してみたら、意外と食べられたりします。昔はすぐにダメになっていたはずなのに、今はよっぽどいい保存料が開発されたんだな、と考えたことありませんか? 実は、その答えは麺の袋にあります。袋を良く見ると、少し「つゆ」が見えますね。あのつゆ、実はおさけ。表面に薄く噴霧してあるだけで、格段に日持ちするのです。いま、焼きそば・うどんなどの生めんが流通しているのはこのおかげです。

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雑学その3・ウスターソースについて

ソース焼きそばのソースは基本的にウスターソースが多いかと思います。イギリスの地名ウスターシャー(ウィスターシャーとも)で作られたのが始まりということで、ウスターソースと名づけられました。発明されたのは1900年代の初めころと言われていますから、結構な歴史ということになるでしょうか。日本には江戸時代の終わり頃に伝えられたとされています。面白いことに、日本でウスターソースが受け入れられていくと同時に、世界にはソイソース(しょうゆ)が広まっていったわけです。交換留学ってやつでしょうか?

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ソース焼きそばのレシピ

では、基本的なソース焼きそばの作り方を紹介してみましょう。・・・とはいっても、お店で買って来た袋入りの焼きそばを作るしかないですよね。蕎麦ならとにかく、一般家庭で中華麺を手打ちすると言うのはあまりないようですし。そこで、ここでは市販のソース焼きそばにもう一工夫、いまよりもっと旨くする工夫について紹介しましょう。

美味しくするコツ・火力編

まずは、なんと言っても火力です。屋外でバーベキューのついでに焼いた焼きそばがうまい事はご存知でしょう。あれは屋外と言う気分も大きいでしょうが、火力も大きいです。自宅で作るときも、ちまちました火力より強火で一気に仕上げることをお勧めします。

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美味しくするコツ・麺洗い編

さっき雑学で触れましたが、今の焼きそばは麺が美味しくなりましたね。やはり生めんを流通させることができたのが大きいと思います。さて、この表面のおさけですが、やはり調理前に洗い流した方が美味しいです。洗ってよく水気を切ってから使用しましょう。逆にちょっと古いかな?という麺はおさけでさっと洗ってやると美味いです。

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美味しくするコツ・蒸し上げ編

焼きそばを作るときには、少々水を足して蒸しあげる作業が必要になりますね。どうせなら、この水をただの水でなく、だし汁・またはスープのもとを溶かし込んだお湯に変えてみましょう。コクがでて美味いですよ。別に調味目的でないので、薄くてもかまいません。

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美味しくするコツ・その他編

トッピングや具材などに工夫してみればもっと美味しく食べられます。管理人はビンボなせいもあって、具材をきっちり揃えられることが少ないので、代替用品にはこだわるようになりました。悲しい話ですけどね。こういった工夫については後でまとめて紹介しますが、みなさんもオリジナルを考えてみるのはいかがでしょうか?

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