麺を油で炒める料理というのは、焼きそば以外にも多々あります。それらのうち、どこまでをやきそばとして紹介するかは悩んだのですが、ここではきちんと単品料理の地位を確保しているものを、やきそばの仲間であるというカテゴリーで紹介することにしました。地域限定のものから、焼きうどんのように全国展開を果たしたものまで、さまざまな「焼きそばの仲間たち」が存在します。
焼きうどんについて
広島風お好み焼き(広島焼き)
お好み焼き二大勢力の雄、広島風お好み焼き。焼きそばを挟んで焼く独特のスタイルとボリュームで関西風焼そばと人気を二分しています。なんでも、広島市にはお好み焼き屋さんが800件からあるそうで、いかにお好み焼きが人気かということがわかりますね。あまりにも身近すぎて、自分で焼くより、近所のお店に出向いた方が早いという風潮さえあります。もう一つ、意外と広島風お好み焼きは焼く場所を必要とするなど、家庭ではなかなか作りにくいのもお店に出向く要因といえるでしょう。そこで本場には及ばないものの、フライパンを2枚使う独特の作戦で「広島風“風”お好み焼き」の作り方を紹介してみたいと思います。広島風お好み焼き最大の難所であるひっくり返しも、当サイトで紹介している方法ならばっちりです。
その他の焼き麺たち
やきそば探検隊・その8
クレープや菓子パンなど、炭水化物(小麦粉)由来の商品でありながら、甘い味付けをしているものって結構ありますよね。ケーキとかもそうですし。そこで、焼きそばを使ったスィーツなど作れないものかと試したことがあります。何点か試したのですが、ほとんど覚えていない・・・というか思い出したくない結果に終わりました。その中で唯一、味付けしないで焼いたやきそばを短めにして、あんこを種にした「焼きそばまんじゅう」は結構食べられました。しかし、これにしても「食べられる」程度でオススメできるといったレベルには遠い仕上がりでした。やはり、焼きそばスィーツは不可能なのでしょうか?
やきそば探検隊・その7
焼き麺の仲間で紹介した「ローメン」は羊肉を使用した焼きそば(のようなもの)です。しかし、羊肉を食べることにおいては、北海道勢としては負けていられません。そこですかさず、北海道名物ジンギスカン焼きそばを開発・・・したのですが、恐ろしいことに北海道限定ですが、カップジンギスカンやきそばという商品が発売されていました。北海道限定、恐るべし。ちなみに、管理人が作ったジンギスカン焼きそばは、モヤシ入り焼きそばの上にジンギスカン(ジンギスカン用タレで炒めたもの)をのせていただくというもの。これがなかなかにおいしかったです。ただ、ラム特有の獣臭さがあるので、好き嫌いははっきり別れるでしょうね。そこさえ何とかできれば、かなりいけると思うのですが、誰か商品化してくれないでしょうか?
やきそば探検隊・最終回
焼きそばの麺ってほんとに安いですよね。某一ヶ月を安く生活するというテレビ番組、なんで誰もやきそば麺使わないんでしょうか? 1日3食で安いお店なら100円しませんよ? 後はモヤシで作った日にはぶっちぎりで優勝できそうな気がするんですが。こんなにありがたい焼きそば、管理人はこれからも(経済的理由も含めて)食べ続けると思います。ただ、さすがに飽きることもあるでしょうから、みなさまの中で「こんなレシピがあるよ」とか「こういう作り方があるよ」といったアイデアがあったら、ぜひおしえてくださいませ。新たな探検のネタにしたいと思います。