「れんこん」とは蓮の根という意味があります。「れんこん」を食用としているのは日本や中国、インドなど一部の国です。「れんこん」は料理によってしゃきしゃきしたり、もっちりしたりと変化が楽しめます。こうした「れんこん」の特徴を知ることで、それを活かした、おいしい天ぷらが作れます。
原産地はエジプトとも中国ともいわれていますが、食用としてはインドが古い歴史を持っています。インドでは生命の象徴として、縁起の良い食べ物ですが、日本でもレンコンの穴は先が見通せて縁起が良いとされ、お正月やお祝いの席などに出されます。日本では茨城県の「れんこん」や、山口県の「岩国れんこん」が有名です。
しゃきしゃきとした歯ざわりが特徴です。お好みで下味をつけたり、たれや半熟卵で絡めたりといろんな食べ方ができる天ぷらです。
・酢水につけると粘りがなくなり、しゃきっとします。
・旨みがなくなるので、水分は切り過ぎないようにします。
・蓮根のシンプルな天ぷらは、低い温度で揚げるようにします。温度を低くしてゆっくりと揚げることで甘味が増します。
蓮根はすりおろすと粘りが出てふわっとします。粘りを出すときは加熱調理は短時間で済ませます。醤油や天つゆなど、お好みのもので食べちゃってください。
はさみ揚げはいろいろな食べ方がありますが、おろし煮にするとさっぱりとして口当たりも良いので、食べやすい一品です。