夏の天ぷらレシピ

夏の天ぷらレシピ

暦で6~8月は暑い夏の季節です。じめじめとした梅雨に始まり、からっとした残暑で終わります。器に趣向をこらしたり、なるべく涼しく感じられる工夫をしながら夏を乗り切ります。天ぷらも夏野菜の恵みをいただいちゃいましょう!

夏の天ぷらの楽しみ方

夏ってどんな季節?

暑い夏になると、体力の消耗が激しくなります。水分が失われ、血液が濃くなると心臓や血管に負担がかかります。そして、水分を摂りすぎると代謝が上手くいかず、消化器官が弱まります。そして食欲が落ち、気力が落ちるという連鎖が起こります。この季節は、体の熱と取ってくれるような涼しくなる食べ物を選びます。

6月:夕涼み

6月は蒸し暑い季節です。梅雨の時期でもあり、気温の高低が感じられます。疲れやすくなるため、消化吸収によい食べ物を選びます。淡白であっさりした味がよく合います。

7月:祇園祭

夏の情緒が深くなる季節です。京都では祇園祭が行われます。景気払いの魚や旨みたっぷりの夏野菜が使われ、調理法に工夫がなされます。

8月:朝茶

暑い季節になると、茶の席では朝茶といって涼しい早朝の時間にお茶を楽しみます。早朝ということで簡素にさっぱりとしたものをいただきます。
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おいしい夏野菜の天ぷらたち

夏野菜は、喉越しが良かったり香りが良かったりと、ほてった体を沈めるのに効果的な食材です。夏野菜の天ぷらで元気に過ごしましょう!

「なす」の天ぷら

みずみずしい「なす」の天ぷらは夏にはすっと喉に通ります。漬物や煮物もおいしいのですが、油をよく吸うので天ぷらに向いているんですね。

大葉の天ぷら

すっとした香りが夏にぴったりの大葉は新鮮なうちに使いきります。暑くてバテそうなときも大葉が活躍します。

「かぼちゃ」の天ぷら

加熱調理をすると甘味を増す「かぼちゃ」は天ぷらに向いている野菜です。西洋かぼちゃは7~9月に、日本かぼちゃは5~7月に旬を迎えます。
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