大葉(しそ)は香りが良く、夏のようにばてそうな季節でも食欲が沸きます。和え物にしたり主食に加えたりと陰ながら活躍しています。そんな、名わき役の大葉を主役にしたのが天ぷらです。
大葉は中国原産で日本でも古くから薬味として親しまれてきました。食用として用いられる大葉は、青じそと赤しそに分かれます。天ぷらになるのは青じそのほうで、赤しそは梅干しの色つけやふりかけに使われます。
大葉を揚げるのって油っこくなったり、大葉同士がくっついたりして難しいですよね。大葉の天ぷらは、さくさくとした衣が大切です。ちょっとしたコツでからっと仕上がりますよ。
・小麦粉をまぶしてから衣を薄くつけ、低温でじっくりと揚げます。
・大葉は片側にだけ衣をつけることで、衣のついていないほうから水分が抜けてからっと仕上がります。大葉は、お刺身のときのように、ほかの天ぷらに添えるだけでも引き立て役になってくれます。いろんな使い方で天ぷらにできるのかもしれませんね。ここでは衣として使う方法を紹介します。
大葉と同じく夏が旬のにんにくを使って、スタミナをつけましょう!