虹が見えるのはいつ?

虹って、見ることができたらとてもうれしくなりませんか? 虹をはっきりと見ることができるのは数分なんです。なので、考えて外を見わたしていなければみつけることができないですね。虹を見ることのできる時間や場所を知っていると、であえるかもしれませんよ。

 

  虹が見えるのはいつ?

虹を見ることができる時間

虹の見ることができる時間

虹はお昼ころにはほとんど出ません。たまに見ることができるかもしれませんが、虹は朝や夕方に良く見ることができます。お昼ころの太陽は真上にありますよね。そのため、水のツブに太陽の光が当たっても私たちの場所に光がとどきません。太陽がかたむいている朝や夕方には、水の中を通った光が色を変化させて地上へとどくので虹を見ることができるのです。絵にかいたような青い空に虹があるときというのは、夏が多いです。夏は、にわか雨や夕立(ゆうだち)と呼ばれる短い時間だけ降る雨が何回もあります。雨が降ったと思ったらすぐに晴れるのですよね。それが、虹ができる条件とぴったり合っているのです。

  虹が見ることができる時間

雨つぶの大きさ

虹が出ている時、出てくる前はほとんど雨が降っています。雨が虹を出すことのできる大切なものになっているのですよね。雨は高い空の上では、小さな水や氷のツブになっています。そのツブは空気中にもフワフワと浮かんでいて、太陽の光を反射させて虹の光となります。シャワーなどで水をだすと、まわりに小さな水のツブが浮かんでいませんか? 空の上でもおなじ事が起きているのです。雨となるまで大きくなれなかった水のツブが空気の中で泳いでいるのです。

虹ができやすい雨

大雨の降っているときに虹は見えますか? 答えは「いいえ」です。だって、太陽の光が無ければ虹は見えませんからね。小雨というところがポイントになっているのです。虹ができやすい雨というのは霧雨(きりさめ)で、太陽が見えているときとなります。降っているのかどうかわからないと思うほどの雨です。太陽と反対方向にできるので、夕方であれば東がわになります。太陽があって、東がわで雨が少し降っているときに良く見ることができますし、自分のいる場所が晴れているときがあざやかな虹を見ることができます。

  雨つぶの大きさ

自然の中の虹

自然の中の虹

すっかりと忘れていました。虹を見ることができるのは、太陽の光なのですが、雨が降っているときだけではありません。山の中にある滝(たき)を見たことがありますか? がけの上から下の川に向かって落ちてくる水です。川に落ちるとき、水がはね上がります。そのまわりには小さくくだかれた水のツブが、空気中にたくさん広がっているので、雨つぶの役割をしてくれるのです。よく晴れた日に滝を見ると虹を見ることができるんですよ。そのときには、ふつうに見える主虹(しゅこう)とそのまわりにうっすらとある副虹(ふくこう)を見ることができます。

  自然の中の虹

自然ではない虹

道を歩いていると、たまに水たまりのあるところに虹色が見えることがありませんか? 虹色のようにいくつもの色が混ざっています。それは、油なのです。車のガソリンやオイルが少しだけ水のある場所に落ちていると虹色に見えることがあるのです。水と油はなかが悪くて混ざりません。水の上に落ちた油はどんどん広がって薄いまくになります。薄ければ薄いほど、色が良く見えるようになります。でも、これも太陽の白い光を反射させて虹色にかがやいて見えるのです。

シャボン玉

水たまりにある虹いろと同じしくみで、できているのがシャボン玉です。シャボン玉は、油がもとになっている洗ざいから作ることができます。薄いまくの泡となって大きくふくらんでいきますよね。透明に見えているシャボン玉の中でも、内がわと外がわで光を屈折しあっています。そのため、きれいに色がわかれずに混ざり合った光の色が見えるのです。シャボン玉はだんだんと、洗ざいのまくが下に落ちていってしまい、水だけになるので割れてしまいます。

 

  自然の中の虹
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