虹は、光を曲げる(屈折させる)と見ることができるようになります。光を屈折させることのできるシートを分光(ぶんこう)シートといいます。今回は、いらなくなったCDやCD-Rを使って、分光シートと同じしくみのフィルターを作ってみましょう。色々な光を虹色に変えることができます。 |
虹フィルターの材料【材料】
【道具】
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CDの中心を通るように定規を置いて、カッターで傷をつけます。 |
虹フィルターの大きさを決めましょう。どのくらいの大きさにするかは、好きなように決めて良いですよ。ここでは、適当に分けて作っていきます。何度かくりかえして線をつけておきましょう。 |
CDには、アルミで作られたラベルがついています。このアルミをはたすために、カッターで傷をつけた面にすべてセロテープを、はってうめておきます。 |
CDの外側にセロハンテープを、はってこすっておきます。それをはがすと、ラベルがきれいに取れます。 |
きれいにはがれましたか? 少しくらいガタガタでも気にしないでくださいねっ。フィルターの大きさに合わせて裏面にカッターで傷をつけておきます。 |
しるしをつけた部分を、はさみできりとります。CDはとても硬いので、大きいはさみを使って注意しながら切ってくださいね。切れない時や、あぶないと思ったときには大人の人に切ってもらってください。切ったあとのCDは、角がとがっていてあぶないので、紙やすりでこすって角をなくしましょう。虹フィルターのできあがりです。 ※かみやすりがないときには、気をつけてCDをあつかいましょう。エタノールに入れて、乾いた後にセロハンテープでまわりを止めてください。 |
★蛍光灯の結果★ |
虹フィルターができあがったら、さっそく光を観察してみましょう。部屋の中では、蛍光灯(けいこうとう)や電球の光を見てみてください。光を直接見るのではなく、ななめにして見ると、虹色がでてきます。これが、光の分光というものです。太陽は、直接見ると目を痛めてしまうので、気をつけてくださいね。写真に写っている結果よりも、じっさいに見たらもっと、はっきりと虹を見る事ができますよ♪ |
★白熱灯の結果★ |
★電球の結果★ |
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★太陽光の結果1★ |
★太陽光の結果2★ |