しゃぼん玉をふくらますのって楽しいですよね。光が当たってキラキラと虹色を見ることができます。もともとシャボン液は、透明なのですがふくらまして光を当てると虹色となるのです。でも、すぐにわれてしまうシャボン玉のしくみを実験をしてたしかめてみましょう! 材料は、おうちにあるもので簡単にそろえることができます。もし、黒い下じきがなければ黒い画用紙の上に、透明なセロファンなどを乗せて実験してみてくださいね。 |
虹色シャボン玉の材料【材料】
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まずは、シャボン液を作りましょう! 水と洗ざいをコップの中で泡立てないように混ぜましょう。売っているシャボン液でも良いですよ。 |
新聞紙をしいてその上に黒い下じきを置いてください。シャボン玉がわれて液が飛んでしまうと、すべる原因になってしまいます。 |
ストローで、下じきの上にシャボン液を少しだけたらしてのばします。こうすることでシャボン玉がわれにくくなって長い時間、観察できます。 |
シャボン玉を下じきの上に作りましょう。 |
小さいと虹色にはならないので、できるだけ大きめにふくらましてください。小さすぎても大きすぎても、きれいな虹を見ることが難しいので、何度かためしてみてくださいね。 |
さて、シャボン玉の色はどのように変わるでしょうか? 横から見るときには、黒い画用紙を置いておくと、はっきりと虹色を見ることができますよ。 |
★ 上から見た写真 ★ |
★ 横から見た写真 ★ |
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虹色しゃぼん玉の実験の結果を見てみましょう。上手にできましたか? シャボン玉をふくらましてすぐの時には、色々な場所で虹色が混ざっています。ななめ上からも、横からも虹色がはっきりと見えていませんね。 |
少し時間を置いてみましょう。シャボン玉の上のほうに黒い丸ができてきましたよ。上から虹色がきれいに見えるようになりました。 |
上の透明な部分がどんどん広がって黒い丸も大きくなり、虹色となって帯が下がってきました。横から見ると、虹の帯をはっきりと見ることができますね。 |
丸く広がっていた透明な場所が、虹色と混ざってきました。 |
虹の帯が消えてどんどん透明に変わっていってしまいますね。 |
最後の写真はシャボン玉がわれるすんぜんです。シャボン液のまくが、重力で下にどんどん下がっていってしまい、透明な部分ではとてもうすくなっています。下がりきれなくなったシャボン玉は、割れてしまうことになります。 どうですか? これは、半分のシャボン玉で実験をしてみましたが、丸く浮かんでいるシャボン玉も同じように虹色を作りだしてわれていくのです。うすいまくで作るとしゃぼん玉は虹色に見えるのですね。どうして虹色の帯になって見えるのかは、虹色のなぞ 「虹色に見えるものは何?」を読んでください。シャボン液のまくに光が当たって、虹色に光って見えるしくみを知ることができます。 |