
「桃にある割れ目は何?」「桃を食べたら口の中に異変が…」など、桃について不思議に思ったことはありませんか?そんな皆さんの“どうして?”をここで解決しましょう。
モモに関するさまざまな疑問・質問をQ&A形式でまとめてみました。ぜひ、参考にしてくださいね!
江戸末期から明治初頭にかけて、京都都、愛知県、広島県、秋田県、石川県などで数十種のモモが栽培されていました。
ですが、その当時のモモはどれも小ぶりでかたく、酸っぱくて渋いものでした。おいしい桃とは言えなかったようですね…。
割れ目は包合線(ほうごうせん)といいます。これは種に沿うように割れていて、割れ目内部に、養分を運ぶ線があります。
運ばれる養分によって、まわりは太っていくのですが、割れ目の部分だけは太りが悪いため、くぼんだままになります。
かたい桃が好きな人、やわらかい桃が好きな人…好みは人によって様々ですよね。
モモのかたさは品種によって違います。
かたい桃には"おどろき"や"みはる"、やわらかい桃には"あかつき""川中島"などがあります。
かたいモモを常温で直射日光のあたらない風通しのいい場所に置いておくと、やわらかくなります。
触ってみて、少しやわらかくなったかなと思うころが食べ頃ですよ。試してみてくださいね。ちなみに甘くない桃は、日が経っても甘くはならないので、シロップ漬けなどにして食べましょう!
ズバリ、丸かじりです!完熟しているモモは、皮ごと食べるのが一番おいしい食べ方ですね♪冷水で、うぶ毛を流してかじりつきましょう!
ジューシーな桃の香りが口いっぱいに広がります。ただ、桃の果汁は服についてしまうと、なかなか落とせずシミになってしまうので、丸かじりするときには十分注意しましょう。
植え替える場所の土に状態などによって違ってきます。同じ場所に作物を連続して植えると、"連作障害"が起きます。とくに、モモは連作障害が出やすい果樹とされています。
木を切って切り株を抜いたあと、何年か畑を休ませたり、土壌消毒、土の入れ替え、連作障害に強い台木を使う…など、いくつかの対策方法がありますが、完全に防ぐことは難しいですね。
"桃の産地は移動する"と言われています。
アレルギーの可能性があります。一般的には"果物アレルギー"と呼ばれているものですね。
花粉症の人は"果物アレルギー"になりやすいので、注意しなければなりません。それは、花粉症を起す花粉アレルゲンと特定の果物や野菜が持つアレルゲンが共通しているためです。
なかでも、桃をはじめとするバラ科の食物には気をつけましょう。
りんご、さくらんぼ、梅、いちご、なしなどがあります。また、バラ科以外の食物はトマト、人参、セロリ、クルミ、キウイ、メロン、スイカ、バナナなどが挙げられます。