桃はおいしいだけでなく、健康にいい果物としても人気があります。正直に言って、桃に含まれている成分には、これといって目立つようなものは残念ながらありません…。というのは、桃の成分のほとんどが水分だからです。
そんな数少ないなかでも桃には、どんな栄養成分が含まれていて、どういった効果が期待できるのでしょうか?さっそく見ていくことにしましょう!
食物繊維は、水に溶けにくいタイプの「不溶性食物繊維」と、水に溶けるタイプの「水溶性食物繊維」に分けられます。水分の多い桃には、水溶性食物繊維が含まれています。
この食物繊維には、整腸作用のあるペクチンという成分が、とても豊富に入っています。
食物繊維は、便秘解消の効果があることで知られていますよね。便秘が解消されることで、さらに美肌効果にもつながっていくんですよ♪さらには、大腸がんの予防にも効果的といわれています。
ナイアシンは、「水溶性ビタミン」の一種とされています。
これは、特に肉、魚、レバーなどに多く含まれている栄養成分で、糖質、脂質、たんぱく質から、細胞でエネルギーを産生する際に酵素の働きを助けるという重要な役割をもっています。
皮膚や粘膜の健康を保つために欠かせないのが、ナイアシンなのです。このナイアシンが、桃にも比較的多く含まれているんですよ。また、冷え性にも効果を発揮するとされているので、冷え性で悩んでいる人は、桃を食べるのも一つの手かもしれませんね。
カリウムは、ミネラル成分の一種です。ほうれん草やサツマイモ、豆類のほか、バナナやメロンといった果物類にも多く含まれています。
ナトリウムとのバランスをとりつつ、細胞を正常に保ったり、血圧を調整したりするのが、カリウムの働きです。
高血圧の人に、おすすめの栄養素ですね!このカリウムのおかげで、私たちの体内は正常な状態の保たれているといっていいでしょう。
もちろん、桃にもカリウムがたっぷり入っていますよ。生活習慣病の予防にも効果的なので、積極的に摂りましょう。
ここ数年、お茶に含まれているカテキンに注目が集まっていますよね。
カテキンはポリフェノールの一種とされています。
このカテキンには、動脈硬化や心臓病、抗がん作用、糖尿病、アンチエイジングなどに効果があると考えられています。
そんな良いことづくめのカテキンパワーが、桃にも秘められているんですよ!
桃のほかには、抹茶や煎茶など…お茶を中心に、カテキンが多く含まれています。
桃の効果は、実の部分だけにとどまりません!実は、桃の葉にも様々な成分が含まれていて、体にいい効果があるんですよ!
桃の葉には、タンニンやマグネシウム・カリウムなどの成分があります。昔から桃の葉の薬理作用が知られていて、江戸時代、人々は夏の土用の日に「桃湯(ももゆ)」に入ることを習慣としていました。
桃の葉はあせもや湿疹に効果的なことから、夏の暑いときに、桃湯に入ったというわけです。
桃の葉…といっても市販の桃には、葉が付いていません。手軽に桃の葉の効果を試してみるには、桃の葉エキス配合の入浴剤などを使ってみるといいでしょう。
桃はたっぷりの食物繊維だけではなく、身体に嬉しい成分がたっぷり!桃の葉エキスとして葉にまで嬉しい効果が!
食べるだけではなく、漢方薬としても使われる桃。種、花まで余すところなく使える、万能フルーツなのです。
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