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ふきのとう

山菜アドバイザー

自然食品や健康食品が注目されている現在、山菜も大人気になっています。そんな中で、山菜の知識がないまま山菜採りに出かけ、誤食や山菜の間違った採り方による、資源の枯渇問題なども出てきています。そんな問題に対処すべく、林野庁補助事業としての特用林産物消費・流通総合支援対策事業の一環として、日本特用林産振興会が行っているのが、山菜アドバイザーという資格制度です。

山菜アドバイザーって?

山菜山菜アドバイザーは、山菜に関心・興味のある人に対して、山菜に関する知識を広め、自然や森林との山菜の関わりを後世に伝えていく役割を担う資格です。この先、残していくべき健康にとても良い食材、食品として山菜を利用することへの指導や助言を行う専門家なのです。

日本特用林産振興会での山菜アドバイザーの研修を受け、登録委員会から研修生として選ばれると、養成研修を受講して、晴れて『山菜アドバイザー』となることができます。

山菜アドバイザーになるには

研修山菜アドバイザーになりたいからと言って、誰でもなれるわけではありません。応募資格に当てはまる者が、研修生の募集に応募して選考され、6日間にも及ぶ研修を受けなければいけません。この研修には受講料20,000円が必要で、晴れて山菜アドバイザーになれたときには、登録料として5,000円がかかります。

その他、研修施設があるつくば市までの交通費、宿泊費、食事代が別途かかります。研修センター宿泊施設というものが用意されており、通常のホテルに宿泊するよりも、低価格で宿泊できるよう、配慮されています。それでは、どうやったら山菜アドバイザーの資格にチャレンジできるのでしょうか。

応募資格・応募方法

いくら山菜のことに詳しくても、次に当てはまる人は応募することができません。『成年被後見人又は保佐人』『禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して2年を経過しない者』『公務員で懲戒免職の処分を受け、その処分を受けた日から起算して2年を経過しない者』と、なっています。

応募資格

いくら山菜に詳しくても、なりたくてなれるものではありません。次のような条件があります。

『山菜について一定の知識があると認められた方で、その所属の長又は山菜同好会会長などの推薦を受けた方等』

『別に定める山菜に関する所感文を提出できる方』

と、定められています。推薦がなければ、いくら知識があっても、何かしらの会に所属していて、その長や会長の推薦がなければ、応募すらできないということです。

応募方法

決められた期間内に、日本特用林産振興会に郵送で応募することになります。必要な書類は、

『山菜アドバイザー研修申込書』
『職務経歴及び山菜に関する経歴』
『推薦状』

これらの洋式は、日本特用林産振興会のホームページにPDFファイルで用意されていますので、ダウンロードして使用してください。その他に、『所管文』が必要で、これまでの経験や研究成果などをもとに、『山菜に関するもの』を400字詰め原稿用紙に7枚以内で書きます。横書きだと2800文字以内になります。パソコンで書いてもかまいません。

これまでに山菜に関して発表した論文やレポート、活動している内容が掲載されている新聞・雑誌がある人はその写しも添付してください。受講の決定・不決定を通知するための返信用切手430円分と共に郵便で送ります。

受講が決定したら

受講が決定したら、6日間の研修を受けなければいけません。研修が終わり、山菜アドバイザーとしての登録が決定したら、『山菜アドバイザー登録証』、携帯用の『山菜アドバイザー証』が交付されます。

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