カポックという通称で呼ばれることが多いシェフレラ。しかし、カポックという植物は、別にあります。本当は、カポックと呼ぶのは間違いで、現在は通称で販売されていることが多いため、そのままカポックという通称が利用されているのが現状です。
【学名】
Schefflera arboricola
【英名】
Dwarf Schefflera
【和名】
ヤドリフカノキ シェフレラ ホンコンカポック ブラッサイア
【分類】
ウコギ科 シェフレラ属(フカノキ属)
【原産地】
台湾 中国南部 常緑高木
【環境】
4℃以上 非耐寒性 耐陰性
【種類】
ホンコンカポック」「フイリホンコンカポック」「アルボリコラ」「アルボリコラホワイト」「バリエガータ」「シェフレラ・アクティノフィラ」「シェフレラ・ウォルシー」など
【特徴】
カポックと呼ばれるシェフレラは、8〜9枚のグリーンの葉が、輪生状に かたまっているのが特徴です。白や黄色い斑入りのカポックもあります。カポックは、生長して木が古くなってくると、白っぽい花を咲かせるんですよ。未熟なうちは黄色、やがて桃色になり、熟せば赤色になる実がつきます。ただ、観葉植物として、育てられているものについては、花も実も見られないものが多いようです。カポックは、自生地では、3~5mの高さまで成長します。中には、薬剤を使って、あまり大きくならないように調整している品種もあるようですね。どんな場所にも順応する観葉植物なので、育てやすい品種です。