幸福をもたらす精霊が宿っている木とも言われているガジュマル。その異様な姿形が、精霊(人)のように見えなくもない。ガジュマルは、真っ赤な髪で子どもの姿をしたキジムナーという精霊が棲むといわれています。ちなみに、「ガジュマル」とは沖縄地方の呼び名です。
【学名】
Ficus microcarpa
【英名】
Banyan fig, Indian laurel
【和名】
ガジュマル ガジュマロ 多幸の木 チャイニーズバンヤン
【分類】
クワ科 フィクス属(イチジク属)常緑性高木
【原産地】
インド 東南アジア 沖縄
【環境】
5℃以上 耐寒性 耐陰性
【種類】
「ニンジン(人参)ガジュマル」「センカクガジュマル」「ゴールデンリーフ」「アコウ」「ベンジャミンゴム」「インドゴムノキ」「イチジク」など
【特徴】
ガジュマルは、ベンジャミンゴムと似ている観葉植物で、太い幹から小枝を出させた大鉢は、風格があります。また小さいガジュマルは、妖精のような形をしているものもあり、可愛らしいです。自然に生えているガジュマルは、とても大きくなり20m以上に生長することもあります。気根というさつまいものような丸くて太い根を張り、それらが絡み合って見た目にとても面白い形になっています。自然のガジュマルの根も大きくなりますし、幹が丈夫ですので南国の海に近い場所では防風林としても使われています。