長く人気の耐えない観葉植物であるオリヅルラン。その名前から、日本古来のものという印象が強いのですが、実は、もともとは南アフリカ原産なのです。オリヅルランは、日本の独自の呼称といってもよいかもしれません。世界の熱帯地域に約200種類あります。
【学名】
Chlorophytum comosum
【英名】
St.Bernard's lily
【和名】
オリヅルラン クロロフィタム
【分類】
アンテリクム科(ユリ科)オリヅルラン属 常緑多年草
【原産地】
南アフリカ
【環境】
0℃以上 ※シャムオリヅルランは非耐寒性です。
【種類】
シャムオリズルラン」「ナカフヒロハオリズルラン」「ソトフオリズルラン」「ナカフオリズルラン」「オリヅルランクロロフィツム」「ボニー」など
【特徴】
オリヅルランの葉は細長く20〜30cmで先端は尖ります。根は多肉質で群生し、葉間からランナーを出しその節に気根を出しよく伸びるのが特徴です。花は白色で春にランナーのいくつかの節につきます。そのランナーについた子株から、増やすことができます。斑の入り方により、中斑と外斑に分けられるのも特徴です。しかし、シャムオリヅルランは、ランナーが出ませんので、株分けすることで増やします。