観葉植物

ベンジャミンの育て方

【水やり】

ベンジャミンの鉢の表土が乾きかけたら、たっぷりと水を与えるようにします。葉水も十分に与えましょう。秋からは徐々に水やりを控え、冬はやや乾燥ぎみに管理しましょう。葉の色が変わり、落ちてしまう多くの原因は、水が不足していることが考えられます。湿気が多いほうがベンジャミンは好みますので、こまめに霧吹きでシュッシュしてあげてください。

【育て方】

ベンジャミンは、もともと1年中を通して、日光を好みますが、真夏の強い日差しは、当てすぎると枯れる原因になることもあります。日陰でも十分育てることができるので、室内であれば、どこに置いても問題はありません。夏場、よく育つ時期に、液肥や置き肥をすることで、成長を即すことが出来ます。

【土・肥料】

観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)7・腐葉土3。春〜秋まで液体肥料を与えます。

【植え替え】

ベンジャミンの植え替えや鉢替えは、暖かくなってきて、これからどんどん生長する5〜6月がオススメです。幹が大きくなり、これまでの鉢が窮屈そうに見えたら、替えてあげるとよいでしょう。目安としては2〜3年に1度ですが、ある程度まで生長してしまうと、鉢は取り寄せになってしまいます。ベンジャミンは、鉢替えをすればするほど、どんどん大きくなりますよ。ちなみに、我が家ではベンジャミンを購入した当時、20cmくらいの高さでした。数年に一度鉢替えをした結果、現在では160cm以上の高さになりました!さすがにこれ以上の鉢になると、取り寄せするしかないので、もう鉢替えはしていませんが…。

【増やし方】

ベンジャミンは、取り木・挿し木でふやすことができます。5〜6月が適しています。

【病害虫】

ベンジャミンは、空気の乾燥によりカイガラムシやハダニが発生します。乾燥した室内ではハダニがつきやすいので頻繁に葉水をしたり、湿った布で拭くと予防になります。大量に発生した場合は殺ダニ剤を用います。カイガラムシやコナカイガラムシは見つけ次第捕殺するか、薬剤を散布しましょう。早期に手当てしないと、スス病を誘発することがあります。

【豆知識】

ベンジャミン特有のねじれ。ベンジャミンのねじれは、成育していて、勝手にねじれることはありません。実は、ベンジャミンのねじれは、商品価値を高めるために生産現場でねじらせているのです。ですから、一般家庭で育てて、さらにねじろうと思っても、なかなかうまくできないのが現状です。編みこまれたタイプは大きくなるとお互いを締め付けあうので、生育に影響する事があるようです。ちなみに、原木は、20mにもなります。私たちの生活環境のいい所で、育てると、3m以上の大きさになるベンジャミンもあります。室内で生育している場合で、あまり大きくしたくない場合などは、剪定を行うことが大切です。将来の形を考えながら、整枝します。また、葉を丸く刈るスタンダード仕立てや、あちこちから枝が伸びて、形が悪くなっているのもの、植え替えと同じ時期に整枝していきます。整枝するかしないかによって、成長した時の形が変わってきます。整枝しないと、我が家のベンジャミンのように野生化しちゃいますっ。

【意外な一面】

ベンジャミンは、環境に対応して、化学物質の除去する効果があり、「エコプラント」とも呼ばれています。ホルムアルデヒド・キシレン・トルエン・アンモニアなどの除去実験では、いずれも高い数値の除去能力を持つことが分かっています。ベンジャミンだけではありませんが、実際、観葉植物には、空気を浄化する働きがあり、マイナスイオンを発生させるものが多いのです。このような効果をうまく利用することによって、生活環境が、さらによくなっていくのです。

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