ゴールドクレストは、乾燥するのを非常に嫌い病害虫の発生にも繋がるので出来るだけ避けたいものです。白っぽく土が変化したら与えて、乾燥させない様にしましょう。冬は生育がゆっくりになりますので、水やりもその分控えめに与えて下さい。
ゴールドクレストなどのコニファーは、観葉植物として育てるには室内に置く方がよいですが、日照不足になると枯れる場合があります。4〜10月には屋外の日陰に置くと元気に生育します。ただ、長期間屋外で育て続けると、葉は固くなり、葉色も濃緑色の杉に似た植木になってしまいます。ゴールドクレストのようなやわらかい葉をそのまま楽しみたいのであれば、適度に外へ出すと葉色もよくなり、丈夫になりますね。
コニファーは、観葉植物専用の土か、赤玉土(小粒)6、腐葉土4。5月・10月に、化成肥料を置き肥します。
ゴールドクレストは、鉢の下から根が出ていたり、根詰まりしている場合に植え替えを行います。3月や9月くらいに、2年に1度くらい行うとよいでしょう。
ゴールドクレストは、3月か10月のいずれかが適期です。挿し木で増やせますので、先端部分を10cm程度に切ってから2時間水に漬けてから土に埋めましょう。
ゴールドクレストなどコニファーは、空気が乾く事でハダニなどが発生する場合もあります。しかし、基本的に問題となるものはいません。
コニファーは、生長の早いものもありますし、生長の遅いものもあります。剪定・切り戻し・葉摘みなどを行って手入れを行う事が美しいままの状態を保つ秘訣です。でも大きくはしたくないと言う場合は、樹木の頂点部分を摘んでしまいましょう。こうする事で、上に伸びていくのを防いでそれ以上に大きくなったりはしません。バランスよく、育てることが大切です。手間はかかる観葉植物かもしれませんが、常に管理していれば、育てやすいです。
ヨーロッパを初めとした場所から輸入され、葉や形も様々な品種が存在しています。この特性を活かして、ユニファーオンリーのスペースを作るのも良いかもしれません。成長具合によっては、室内で育て、室内で育てきれなくなったら、地植えするというのがいいかもしれませんね。しかし、耐寒性に関しては極端に強い訳ではありません。故に寒い場所や地域で育てる場合であれば、それなりの防寒対策を行う事が、長くコニファーを育てるコツかもしれません。