アイビーの鉢土が乾いたら鉢底から水がしみ出すまでたっぷりかけます。あとは、葉ダニを防ぐために、霧水をかけてあげるといいです。根腐れを起こしやすいので、受け皿にたまった水は、すぐに捨てるようにしましょう。
アイビーは、耐寒性・耐陰性に富み、生育も旺盛で乾燥にも強いアイビー。ですがあまりに乾燥してしまうと、ハダニという虫が発生してしまうことがあるので、時々霧吹きをかけるとよいでしょう。特に室内で育てている場合は気をつけてくださいね。寒さ・乾燥・日光不足に強く、屋外でも室内でも育てられ、扱いやすいと言われています。日中の温度差が大きい春先と秋口につるが一番伸びます。水やりは、土の表面が乾いてから。もし、一年中外でアイビーを育てているならば、冬が気になるかもしれません。寒い時期はアイビーの葉が赤く変色することがあります。ですが、これは枯れてしまうのではなく、寒いからなんですよ。春になって再び暖かくなると、気温に合わせてアイビーの葉の色も元通りになるので、安心してください。どんどん伸びるアイビーは、途中で茎を切って水につけておくと、そこから根がでて増やすこともできます。我が家でもそうやってアイビーを育てているのですが、気づけば家中アイビーだらけで大変なことになっています。(笑)アイビーの種類によっては、生育環境が変わるものもありますので、注意して、育成してみてください。
赤玉土中粒・パーライト粒・ボラ小粒・腐葉土を2:2:1:2の割合でいれ、化成肥料を2ヶ月置きくらいに与えます。
アイビーの植え替えは、5月〜6月に行います。アイビーを植え替えすると、枯れてしまうという方が多いようです。その原因は何か?というと、植え替えすることでストレスがかかること、それと植え替えしたばかりの観葉植物は、たっぷりの水を与え、土を落ち着かせないと、枯れる原因にもなってきます。そのような負荷がかかった状態で、直射日光を当ててしまうことも枯れる原因のひとつですので、植え替えしたばかりのアイビーは、しっかり水や成長の状態を見てあげてください。
アイビーは、挿し木で育てることができます。挿し木にする場合、10cm以上の長さになるように、切って3~5cmくらいの葉を落として挿せば、水でも土でもほぼ発根してくれます。注意するのは水切れと、半日陰で管理する事。早くて1週間以内、遅くても3週間以内には発根します。1本ではなく、何本かを挿し木するといいかもしれませんね。
アイビーは、新芽を出す時期(春先)にハダニやアブラムシ に注意。乾燥するとハダニが発生しやすい。
アイビーは、様々な季候・環境にも順応しやすく、その栽培・育成も比較的簡単にできるという特徴があります。アイビーには、500種以上の品種があり、それぞれ13種類に分類されます。(ヘリックス種・アルジェニシス種・アゾリカ種・カナリエンシス種・コルシカ種・キプリア種・ハイバニカ種・マデレンシス種・イベリカ種・モロカーナ種・ネパレンシス種・パスツチョヴィ種・ロンビア種)このように、色や形、斑入り、斑なし、葉が大きいものから、小さいものまでいろいろとあります。アイビーは、室内だけのものではなく、屋外にもどんどん利用されています。あたたかい所ですと、成長も早く、大きくなります。寄せ植えのポイントに植えられたり、長く伸びつるが窓辺を飾ったり、道端の植え込みに茂っていたり。アイビーは、どこでも目にするおなじみの観葉植物です。
アイビーは、実は紅葉するものがあります。その色の変化をうまく組み合わせることで、寄せ植えをすることが可能になります。アイビーの色は緑、白斑、黄色斑、掃込斑などがあります。秋になると紅葉が加わります。寄せ植えは主に気温の低い時期に行う作業です。グリーンや白斑、黄色 斑、掃込斑の中に紅葉を一枝加えるとアイビーだけでなかなか見栄えの良い作品ができることもあります。アイビーなどの観葉植物のみでの寄せ植えは、その後、植え替えすることもなく、何年もその状態のまま楽しむことができますね。同じアイビーでも色や形を変えて寄せ植えしてみましょう。アイビーは、室内だけではなく、室外での生育の可能なので、ベランダや庭などのガーデニングの観葉植物として、プラスしてもいいですね。アイビーは、ポトスと同じように、ヘゴを支柱にして、支柱に這わせることが可能な植物です。ヘゴに這わせることで、さらに丈夫になるのでおすすめです。アイビーは、突然変異を起こしやすく、去年は普通のアイビーだったのに、今年は違うといったことがあります。その突然変異が多いために、アイビーの品種も増えていっているのです。アイビーは、知れば知るほど、可愛らしく、1度は育ててみたいと思う観葉植物のひとつです。