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畳の選び方

畳の選び方といっても部屋のイメージに合わせた選び方や形、畳を購入する畳店の選び方まで色々ありますね。畳は長く使えるものですのできちんとした選び方をして使っていきましょう。ここでは様々な畳に関する選び方を紹介していきます。

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良い畳を選ぼう

家を新築したり、畳の入れ替えなどで畳を新しくする時に、畳を選ぶポイントがあります。まず畳床は何が使われているかを知るのは大事なことです。使用されている畳床によって、掃除で気をつけなければいけないこともあるからです。また、イグサの状態も畳の良し悪しに関係してきます。歩くときにイグサが引っかかるような畳はいい畳とはいえません。畳を使用する家屋で使用に適した畳も変わってきます。一戸建てなのか、賃貸住宅なのか、団地やマンションでも使用に適した畳が違います。畳には良い点が様々ありますが、集合住宅やマンションですと、より防音効果のある畳がいいでしょうし、コンクリート住宅などでは保温に優れた畳が適しているといえます。

部屋イメージで選ぶ

畳をお部屋のイメージで選ぶ場合、普通の長方形の畳にするのか琉球畳のような正方形の畳にするのか、正方形の場合は普通に並べるのか市松敷きにするのかで選び方も違ってきますね。お部屋を広々と見せたいのであれば縁なしの畳がいいでしょう。畳の仕切りがない分広く見えます。明るく見せたいのであれば淡い色のカラー畳を利用しましょう。科学繊維のカラー畳だと、ダニの心配もありませんし汚れも落としやすく掃除も楽です。最近、子供部屋に和室を利用する家庭が少なくなってきて、フローリングにアクセントラグを敷いている子供部屋も多いのですが、小さい頃から畳と触れ合うのはとても良いことです。カラー畳を敷いてあげてはいかがでしょうか。フローリングのリビングなどでは琉球畳やユニット式の畳がお勧めです。小さいお子様がいらっしゃるのであれば厚さのあまりないものがいいでしょう。小さい子は部屋の中でも走り回るものですので、段差が少ないと安心ですね。

畳店の選び方

良い畳と巡り合うには、良い畳店で畳を購入することです。では良い畳店とはどんな畳店なのでしょうか。

店舗を持つ畳店

インターネットなどでも多数の畳店がありますが、販売だけを行っている畳店ではなく、製造販売をしている畳店を選びましょう。要は店舗のある畳店ですね。店舗を構えていることは信用第一でなければ成り立ちませんので、こういう形態をとっている畳店は信用できるといってもいいでしょう。できれば店内や作業場も確認しましょう。生理整頓されていてスムーズに仕事が運ぶよう配慮されている畳店であればポイントも高いです。仕事場に作業台があれば、畳を機械縫いせずに手縫いしているということですので技術もあるでしょうし、仕上がりも違います。

説明が行き届いている畳店

作業場も整頓されていて、畳を縫うのも手作業のよう。ではこの店に決めましょうか。いやいや。決断はまだ早いです。畳の価格を聞いてみるのがポイントです。価格を尋ねてすんなりいくらと答えるような畳店は要注意です。何故なら畳には何種類の等級があり、値段もピンキリのはずです。それを1種類の価格しか提示しない畳店は避けた方が無難でしょう。しっかりと等級別の説明もあり、畳を入れる予定の部屋の下見にもきてくれる畳店が信用できる畳店です。

激安チラシに騙されない

畳の安売りチラシで購入するのはできれば避けましょう。店舗を持たずにこうした販売体系をとっている業者は、見本品として低級品のものを見せ、高い畳を勧める場合が多いからです。よく不動産などでもこんな話聞きますね? 最初にわざと住み心地の悪そうな物件を見せたあと、価格の高い物件を見せるといった人間の心理をついた商法です。更に、チラシの価格には畳縁の代金が含まれていなかったり、古い畳の引き取り代金がとんでもなく高額だったりする場合があるようです。購入をキャンセルすると、畳を購入するよりも高額なキャンセル料を請求されたりと、トラブルの相談がなくならないようです。注意しましょう。

ホームセンターでの購入

ホームセンターで畳を販売しているところもあるようですが、これも避けた方がいいでしょう。畳の知識のない販売員が接客することになりますし、部屋の下見もなしに畳を販売するなどとは到底考えられません。

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