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カラー畳

色のついた畳をご存知ですか? カラー畳はそのほとんどがビニールなどの科学繊維を畳と同じように畳表を編んでいますが、中には天然素材のイグサを使用したカラー畳もあります。普通の畳に比べ、イグサを使用したカラー畳は価格も高めにはなりますが、部屋の雰囲気に合わせて色を選ぶことができますので便利な畳といえます。

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イグサのカラー畳

カラー畳では珍しいイグサで作られた畳です。価格的にはかなりのお値段がつきますが、カラーのバリエーションも豊富でお部屋の雰囲気をガラリと変えてくれます。本物の畳ですのでもちろん後から普通の畳表に張り替えることもできますので、長く使用していける畳です。手染めならではの風合いが出ていておちつくカラーが多くあります。リビングで使うユニット式の畳にカラー畳が人気です。一つ難点は使っていくうちに色がすれて薄くなってしまうということです。ですから色が可愛いからといって子供部屋には向かないかもしれません。それでも高級品だということには変わりはありません。

化学繊維のカラー畳

科学繊維で作られたからといってござのようなものではありません。畳と同じ織り方で作られ、ちゃんと畳縁もついている畳です。カラーバリエーションも豊富でイグサの畳と違い傷みにくく、もちろん水拭きもできますので小さなお子様やペットを飼っていても安心して使えるのがカラー畳です。科学繊維だからといって、ビニールのような質感もありません。イグサの畳と違い、日焼けによる色あせも少なく長く使っていくことができます。畳縁のあるものや、琉球畳のように畳縁のないものもあり、琉球畳風カラー畳を交互に敷くと部屋の中が華やかになって明るくなるでしょう。カラー畳といってもどぎつい色ではなく、淡いきれいな色が多くあります。カラー畳のほとんどが肌に優しい素材で作られていて、ダニやカビが発生しづらい加工も施されています。中には普通の畳や琉球畳のサイズだけではなく、カラー畳をインテリアの一部として楽しめるように三角の形をしたカラー畳まであります。清潔で衛生的な畳といえるでしょう。

人気のカラー

カラー畳で最近若い人に人気が急上昇なのがブラックの琉球畳風カラー畳です。お部屋をモダンでシックにきめたい人が、黒とグレーのカラー畳を交互に敷いてお洒落にカラー畳を楽しんでいるようです。交互に敷くときのポイントは、同系色でまとめると印象がどぎつくならずに雰囲気がまとまります。茶色とベージュを合わせたり、濃いピンクと淡い色のピンクを合わせたりと、カラーバリエーションが豊富なのでできることですね。

カラー畳の活用

やはりカラー畳は和室に敷き詰められるよりも、リビングで使用されることが多いようです。化学繊維のカラー畳でしたら子供部屋などにもいいでしょう。色の組み合わせで雰囲気を楽しむのはもちろんのこと、琉球風畳だとフローリングの上に色々な形に置くことができますのでお部屋のアクセントとして置くこともできます。お部屋の角にランダムに置くのもお洒落ですし、色違いのカラー畳2枚を重ねて置き、ずらしてデザイン的に楽しむのもいいでしょう。変わった使い方として長い廊下がある家庭で、床で滑って転倒するのを防止するために、廊下の真ん中にカラー畳を敷くなどのアイディアもあります。廊下はどうしても暗くなりがちな場所ですので、明るい色のカラー畳で廊下も明るくするというアイディアですね。インターネットなどの通販でもカラー畳は格安で購入できますが、パソコンで見る色合いとはどうしても若干違ってしまいますので、色見本を取り寄せてみてはどうでしょう。カラー畳を扱っているインターネットサイトでは色見本を送ってくれる店舗がほとんどですので、色の確認をしてから購入するようにしましょう。

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