大豆に含まれる物の中にイソフラボンと聞きますが、どのような栄養素なのでしょう?世界的にも注目を浴びているイソフラボンですが、日本人の食生活では毎日のように取ることができるものなのです。ただし、味噌汁や納豆離れが多い現代はどうでしょう?
大豆イソフラボンとは、ポリフェノールの仲間で女性ホルモンにあたるエストロゲンの代わりになります。そのため女性の体の不調の緩和などに役立ちます。また、骨から溶け出すカルシウムをストップしてくれます!
大豆レシチンは、脂質とリン酸の二つの物質によってできていて、乳化作用を持っていて水と脂質を混ぜ合わせるのです。乳化作用とは、血液中のコレステロールを肝臓に運び、コレステロールを血管に付着しないようにしてくれます。
大豆サポニンには体に有害なものを外に出してくれる力があります。たとえば、余分な脂肪や糖分を体の外に出してくれてダイエット効果もあるといわれています。また、抗酸化作用を抑える作用によってがんや動脈硬化の予防、肌の老化防止にもよいとされています。コレステロールの吸収を抑える働きがあるので、レシチンの効果と共に考えるととても体に良いものだとわかりますね。
米国でも、大豆のがん予防効果について色々と発表され「デザイナーフーズ」の8種類の野菜の中にも大豆は挙がられています。大豆以外の7種類の野菜は、普段から食卓で食べられている野菜で、ニンジン・キャベツ・ニンニク・セロリ・甘草・バースニップになります。
この野菜たちを取ることで予防できるのであれば毎日の食事に取りいれますよね?
現代人は、昔に比べるとかなり大豆食品を食べる回数が減ってきていると思います。食生活事体が欧米化になり、朝食もパンを食べることも多くなっていると思います。パンを食べるときには味噌汁は飲まないですよね。昼食もパスタやサンドウィッチには味噌汁は飲まないですよね?