駄菓子ノート
駄菓子屋のおばあさん

駄菓子の問屋に頼んで買う!

駄菓子の問屋さんって、どんなお店なのでしょうか。バザーや縁日など、少しでも安く駄菓子を購入したいときや、たくさん駄菓子が必要なときは、駄菓子の問屋さんを利用してみましょう。問屋さんならではのサービスもあるのでチェックしてみてくださいね!

駄菓子の問屋の特ちょう

駄菓子(写真1)

私たち一般の人が問屋さんを利用するときは、どんなときにどのように利用したらよいのでしょうか。

卸価格で購入できる

駄菓子屋さんは、問屋さんから卸(おろし)価格で駄菓子を購入します。そして駄菓子屋さんが値段をつけて駄菓子を売ります。一般のお客さんに売ってくれる問屋さんもあって、そのときも多くの場合が卸価格で購入できます。

単位が大きい

ばら売りをしていることもありますが、駄菓子屋さんを相手に販売しているので、箱の単位で販売していることが多いです。そのため、たくさんの数をまとめて買うときに便利です。

どのくらいお得?

解りやすいチロルチョコを例にしてみますね。10円のチロルチョコが箱入りで100個入っています。これが1単位で、普通1.000円かかります。問屋さんだと何割か安くて、かりに2割安いとすると、800円になります。たったの200円、と思う方もいるかもしれません。けれど200円安いということは、チロルチョコ20個分も安いということになるんですよ。

駄菓子の問屋さん、こんな利用法も…

自分用でも、バザーや縁日でも、自分が駄菓子屋さんになった気持ちで、仕入れてみるのが楽しいかな、と思います。

プレゼントに

なぜチロルチョコを例にしたかというと、バレンタインにおばあちゃんからチロルチョコを1箱もらったことがあったからなんですが(笑)、10円の駄菓子でもたくさんあると、食べるのが楽しくなったり、ぜいたくな気持ちになってしまうんです。駄菓子をプレゼントしたい、というときにも良いかもしれませんね。

自分用に

まとめて駄菓子が必要なんていうことは、あまりないかもしれません。けれど、スーパーやコンビニにはない駄菓子やおもちゃなどは、まとめて買ってしまったほうがお得です。たとえばガラス瓶のラムネなんか、普通のスーパーでは売っていないと思います。そういうときは1回ずつ買うよりも、問屋さんでまとめて買ったほうが断然お得です。24本入りなら1日1本飲んでも24日間は楽しめます。

問屋さんでの駄菓子の買い方

バザーや縁日のときにたくさん駄菓子が必要なときの買い方を紹介します。家で少し食べるだけの場合は、駄菓子屋さんで購入するのと同じような買い方になります。

大まかな流れ

1. 商品(駄菓子)を選びます。
2. 単位のかくにんをする。
3. 支払い方法やどのように商品(駄菓子)を受け取るのかなど、購入の流れをかくにんする。
4. 決められた方法で注文をします。直接問屋さんまで行けないときは、電話やファックス、メールなど対応していることがあるので調べます。予算を伝えて、お店の人におまかせすることもできます。
5. 先払いや後払いなど、決められたとおりに支払いをし、商品(駄菓子)を受け取ります。

注文のときに気をつけたいこと

・仕入れ費や経費などの予算を立てます。これがなければ、商品(駄菓子)が足りなくなったり、逆に余ってしまったり、赤字になってしまったりします。

・日にちに余裕を持つこと。ぎりぎりになると、品切れ中の場合もあります。

・なるべくキャンセルはしない。キャンセルしたとき、どうなるのかもかくにんする。

駄菓子の問屋さんの選び方

縁日やバザーに対応している問屋さんの場合、返品できたり後払いができたりと嬉しいサービスがあります。

・予算や配達など、相談にのってくれるお店。配達してもらうなら、近所の問屋さんのほうが送料が安く済むこともあります。
・売れ残ったり万が一バザーや縁日が中止になっても、返品ができるお店。
・品切れしたときに、商品をついかしてくれるお店。

バザーや縁日で駄菓子を売るには?

楽しいバザーや縁日ですが、できれば赤字を出さないでたくさん駄菓子を売りたいものですよね。たくさん売って、売り上げも出すためのポイントを紹介します。

・見栄えよく並べます。ぎゅうぎゅうにつめたほうが、たくさん商品があるように見えます。

・ディスプレイは手作りをすると味があります。

・お祭りのときは、いつもより値段が高くても売れるときがあります。売れそうな商品をみきわめて値段をつけてみましょう。

・ついおまけをしたり、安売りをすると損をすることもあります。また、つまみぐいをしていると、大きなつけになって赤字になることもあります。