にんじんと合う食材・肉類

料理に肉類が入っていないと、なんか味気ないなぁと感じることはありませんか？肉には私たちの体に必要なタンパク質やビタミン類などの成分が多く含まれているので、積極的にとったほうがいいですよ！肉類と「にんじん」は、どんな料理を作るにしてもよく合います。ここでは「にんじん」と相性のいい肉類を見ていきましょう。

豚肉は和食、洋食、中華とジャンルを問わず、様々な料理に使われます。ハムやソーセージなどの豚肉の加工品があることもメニューが豊富な理由の一つかもしれませんね。炒め物や肉じゃがに代表される煮物、中華料理の定番・酢豚など色々あります。野菜ばっかりだと食べにくいニンジンも豚肉と一緒ならモリモリ食べれますね！豚肉には集中力を高めたり、疲労回復に役立つ成分のビタミンB1が豊富に含まれています。豚肉って脂身が多く、敬遠する人もいるのではないでしょうか？ですが、ゆでてみるなど調理法次第で、いくらでも脂を落としてサッパリ食べることができるんですよ。

ニンジンと牛肉はビーフシチューや炒め物などのほかにビビンバやチャプチェ、プルコギなどの韓国料理でも定番の組み合わせです。ゴマ油や醤油などを使って濃いめの味付けにした牛肉と色鮮やかな人参やほうれん草、もやしといった野菜が食欲をそそります！人参が苦手な人もゴマ油の香りとともに、牛肉や他の野菜と一緒に抵抗なく食べることができると思います♪貧血予防に効果的や鉄分やエネルギーの代謝を促進したり、肌の老化防止に効くビタミンB群などを含んでいる牛肉と人参を一緒に食べることでバランスよく栄養を摂取しましょう。

脂身が少ない鶏肉は誰でも食べやすいというのが特徴的です。このことから嫌いな肉類の中でも鶏肉だけは平気という人もいるでしょう。高タンパク・低カロリーなため、ダイエット食材としても最適です。チキンカレーやシチュー、炊き込みご飯、参鶏湯（サムゲタン）、中華スープにもよく使われています。冷めても硬くなりにくいという鶏肉の肉質上、煮込み料理に向いているんですね。お弁当のおかずにもいいかもしれません。鶏肉にもニンジンと同じく、ガン予防に効果的と言われるビタミンAをはじめ、疲労回復作用があるビタミン類が豊富に含まれています。両方ともあっさりとしているので、味付けの調味料などで工夫してみるのもいいでしょう。

ニンジンと羊肉と聞いて、私の頭の中に浮かんだのはフレンチなどの高級料理ではなく、ジンギスカン。羊肉といったら、私的にはそれしかありません！ほかには北アフリカや中近東でポピュラーなクスクス（砕いた小麦を蒸し、野菜や肉の煮込みとともに食べる料理）、イギリスの家庭料理ローストラム、アイルランドのアイリッシュ・シチューなど、羊肉を使った料理は国際色豊かです。日本ではダイエット食材として注目はされているものの、ほかの肉と比べて消費量は少ないですね。羊肉は牛乳に匹敵するくらいの高タンパクが特徴と言えるでしょう。私たちの体に必要なアミノ酸を良いバランスで与えてくれます。また、羊肉に含まれている鉄分はとても吸収されやすいんですよ。貧血や冷え性で悩んでいる人は、ぜひ人参と一緒に羊肉を食べることをおすすめします！

鴨肉はフランス料理によく登場します。鴨肉のローストに付け合わせとしてニンジンが添えられたりしています。和食で代表的なものでは石川県の郷土料理・鴨の治部煮が知られていますよね。鍋物に使われることもあります。また、こってりしている鴨肉はニンジンをソースにしてかけるとさっぱり食べれますよ。ゆでたものを添えるだけでなく、そういった食べ方を試してみるのもいいかもしれませんね。鴨肉は野鳥のなかでは一番おいしいと言われ、世界中で昔から親しまれています。とても軟らかく、風味も豊かです。栄養面では良質のタンパク質やビタミン類が豊富に含まれています。羊肉同様、ダイエット中の人にもおすすめです！