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「にんじん」の栽培
このサイトを見てくれている人の中には子供のころ、おじいちゃんやおばあちゃんの畑で採れた「にんじん」を食べたことがある人もいるかもしれませんね。特に有機栽培されたものはとても甘くて美味しいと聞きます。みなさんも、そんな「にんじん」を自分で育ててみませんか?今回紹介する栽培方法が少しでも役立てば嬉しいです♪
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「にんじん」の露地栽培方法
一般的に露地栽培は農家がやる方法というイメージがあるかもしれませんが、農家だけではなく、ちょっとした畑などを持っている家庭なら十分可能です。それでは、順を追って説明していきましょう。
種まき時期
「にんじん」の種をまく時期はおもに夏まき、秋冬まき、春まきに分けられます。夏は7月上旬から中旬にかけて、秋はトンネル栽培で2月下旬、春は温暖な地域では4月、寒冷地では5月に行うといいでしょう。
土造り
酸性の土は「にんじん」の栽培にはあまり向きませんが、石灰をまき、よく耕しておくといいでしょう。また、10平方メートルあたり1000gの化成肥料をあげて土としっかり混ぜ合わせます。さらに、もし過リン酸石灰があれば600gくらいの量を一緒にまぜることをおすすめします。
種まき
人参は発芽しにくいことでも知られています。なので「にんじん」の栽培は、この種まきが一番の重要ポイントだと言えるでしょう。種は多めに巻いて土は薄くかぶせます。軽く押さえてから、その上にワラやモミガラをかけます。乾燥しているときは十分に水を与えて下さい。秋冬まきと春まきはポリマルチ栽培にするとよく育ちます。夏まきの場合は少し高めの場所にまきましょう。
お手入れ
雑草が生えやすいので、こまめな除草が必要となります。間引きは本葉が3~4枚のときに株間が4~5cmに、次は本葉が6~8枚のときに株間が12~15cmになるように行いましょう。2度くらいでちょうどいいです。ここで気をつけなければいけない点は、ポリマルチ栽培の場合は2~3本残して間引きし、2回目で1本にしましょう。追肥は間引きの際に化学肥料をあげて下さい。
収穫
収穫時期は人参の種類によっても異なりますが、たいていの場合、種まきをしてから4ヶ月前後と考えていいと思います。大きくなったものから順番に収穫していきましょう。
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「にんじん」のプランター栽培方法
「農家でもないし、畑なんてない!」という人でもプランターを使えば自宅のベランダで「にんじん」を栽培することができます。基本的な方法は露地栽培とほぼ同じですが、一応順に説明します。
種まき時期
プランター栽培は春まき、または夏まきで行われます。「にんじん」は根が大きくなる時期と暑さが重なるとダメなので、夏まきのほうをおすすめします。また小さい品種が適しています。
土造り
土は市販の有機培養土で十分です。底の深いプランターなどに土を入れ、種をまく前にたっぷりと水をあげましょう。
種まき
種はスジまきしましょう。このときプランターに板切れなどを置き、浅いまき溝を作るといいですよ。袋や鉢などの場合は1ヶ所に10粒ほど、計4ヶ所に点まきしましょう。軽く土をかぶせて、芽が出るまで新聞で覆い、乾燥から防ぎましょう。
お手入れ
本葉1~2枚の頃に、混んでいるところを間引きます。そのあと、本葉2~3枚になった頃に3cm程度の間隔になるように間引きます。本葉5~6枚になったら、10cmくらいの間隔にという感じで徐々に株間を広げていきます。鉢や袋に点まきしたときは、本葉が5~6枚になったら間引きます。そのほか、追肥に関しては1回目の間引き後と種まきから2ヵ月後くらいに化学肥料を与えましょう。追肥したら必ず土と混ぜ合わせておきます。
収穫
収穫も露地栽培と同じく、「にんじん」の品種によって期間に若干の違いが出てきます。ですが、各ニンジンとも種まき後、約4ヶ月以内には収穫できますよ。
朝鮮人参の栽培方法
漢方で使われる朝鮮人参に興味を持っている人も多いと思います。今度は朝鮮人参をプランターで栽培してみましょう!栽培のポイントを教えします♪
種まき時期
朝鮮人参は11月上旬から2月上旬にかけて種を植えます。ですが、初心者は種から始めるよりも1、2年生苗から始めたほうが上手くいくでしょう。
土造り
土は基本的に赤玉土60%、腐葉土30%、底土として黒土(ゴロ土)10%を目安に考えて下さい。一年以上寝かせた用土を使うと栽培しやすいですよ。3年以降は肥料の吸収率が高まるので、高麗(朝鮮)人参専用土を使うことをおすすめします。
種まき
プランターの深さ2cm程度のところに種をまきましょう。その上に軽く腐葉土をかぶせます。用土は水はけがいいので、すぐに乾燥してしまいます。乾燥したら、たっぷり水をあげるようにしましょう。直射日光を嫌うため、遮光設備が整ったところや軒下などの日陰で育て、2年目以降は鉢に移して下さい。
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