にんじんと合う食材・フルーツ

みなさんは、「にんじん」とフルーツがあったら何を作りますか？ジュース！と思う人が多いのではないでしょうか。混ぜてジュースにしてしまうのが、栄養を余すことなく摂取できる方法かもしれませんね。「にんじん」と相性のいいフルーツというのが、ちゃんとあるんですよ！さっそく紹介していきましょう。

ニンジンとりんごは市販のミックスジュースなどでも定番の組み合わせです。りんごに限らず果物全般と人参などの野菜を一緒に摂取するときは、フレッシュ・ジュースとかスムージー、シェイクなどの飲み物が多いと言えるでしょう。なかでも、特にりんごはニンジンと合わせやすく、ゼリーやジャム、ポタージュにも使われます。りんごには食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムなどが豊富に含まれています。また、ペクチンという成分には食物繊維と同じように腸の働きを整える効果があります。すりおろすと優しく作用してくれるので赤ちゃんに食べさせる果物にも向いています。そのほか、美肌効果や動脈硬化、大腸ガンの予防にも有効です。最近はポリフェノールが含まれていることが判明し、注目の的となっています。

柿とは色は似ていますが本当に合うのでしょうか？柿は人参とともにサラダに使われることがあります。あとは白和え、なます、ソースなんかにもできますね。柿の原産国は日本だといわれます。ビタミン類を中心にたくさんの栄養がありますが、何と言っても注目すべきはビタミンC！大きめの柿なら一日に必要なビタミンCを取ることができてしまいます！高血圧、脳卒中、むくみなどに効果があります。比較的甘い柿はニンジン臭さを和らげてくれるので、普段の野菜サラダなどに柿をプラスしてみると子供も喜んで食べるかもしれませんよ。ぜひ、試してくださいね。

みかんの缶詰やオレンジとかがよくお弁当に入っていることありますよね。小学校の給食に出たサラダに入っていたことを思い出します。もちろん、人参とみかんのジュースやゼリーも美味しいですよね！ニンジン、みかんともに旬は秋から冬にかけてとされています。 美味しくなる時期が重なるもの同士、工夫を凝らして色んな料理やお菓子に利用したいものですね。みかんには人参にも含まれているビタミンA、Cが入っています。一緒に食べることで疲れ知らずで、風邪の菌を寄せつけない健康体になれますよ。たいていの人が取ってしまう白いスジには食物繊維があるので、取らずにそのまま食べることをおすすめします。

パイナップルもニンジンと相性のいい果物の一つです。ウスターソースの材料になったり、ケーキを作る際にも使われます。あと、忘れてはいけない料理に酢豚がありましたね。パイナップルもまた、ニンジンの匂いをマイルドにしてくれます。パイナップルは糖質の分解を助けて代謝を促してくれるビタミンB１を多く含んでいて、さらにビタミンB２やC、クエン酸なども豊富で、疲労回復や夏バテ、老化防止などに効果があります。そのほか低カロリーでダイエットに適している果物とも言えるでしょう。胃や腸の水分を吸収して満腹感を与えてくれます。ニンジンとあわせて効果的な食べ方をしたいですね。ちなみにパイナップルを食べるときは十分に熟したものを選びましょう。

キウイもサラダや白和え、デザート類などに使われていますね。スーパーでは普通の緑のキウイと品種改良されて甘くなった黄色いキウイが売られています。キウイのおもな栄養成分としては、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維などが挙げられます。美肌効果をはじめ、ガンや貧血、老化、高血圧の防止に効くと言われています。疲労回復や便秘改善にも効果的ですよ。キウイって、よく肉料理の付け合わせとかソースにも利用しますよね。これはとても理にかなった使い方なんですよ。キウイにはタンパク質分解酵素であるアクチニジンが含まれているため、肉料理のあとにキウイフルーツを食べると消化を助けてくれる働きがあります。肉を料理する前に、果汁をかけておけば肉を軟らかくすることもできます。