紅茶の中に生姜を入れると、飲んだときに口の中で紅茶の香りと生姜の香りが程よく混ざりあい美味しいですよね。ジンジャーティーを飲むと体の中から温まってくるので冬の寒い時期やダイエットにはぴったりの紅茶です。また、アイスのしょうが紅茶は食欲がない時に飲むと生姜の香りと味が食欲を増進してくれる働きがあるので夏バテの解消や予防になります。しょうが紅茶は、一年間を通じて、ホットでもアイスでも楽しむことができますよ!
しょうが紅茶の特徴
生姜は紅茶やデザートなどに使われるスパイスとして、世界中で利用されています。しょうが紅茶も日本では生の生姜をすりおろしたり、スライスして乾燥させてから使うことが多いようですが、欧米では粉状にしたジンジャーパウダーを使うことも多いようです。生姜は、紅茶に使われるスパイスの中でも私たちの身近にある一般的な食材ですので、手軽にしょうが紅茶を作ることができますよね。
しょうが紅茶のベースになっている「紅茶」には、消化を助ける効果や抗酸化作用のある「タンニン」という成分が含まれています。紅茶にレモンやリンゴなどのフルーツを入れるフルーツのフレーバーティーや、生姜やシナモン、クローブ、カルダモンなどのスパイスを入れてスパイスティーとして飲まれることもあります。また、生姜が持つ特徴のなかには、殺菌や食欲増進の効果などがあることが知られています。
簡単! 基本の「しょうが紅茶」レシピ
カフェで飲むような生姜の香りがする紅茶を自宅でも簡単に作ってみましょう。しょうがをすりおろして入れる生姜紅茶やミルクティーに生姜を加えて作るタイプの他にもジンジャーシロップを入れるだけで簡単に生姜紅茶を作ることができるレシピもあります。
【乾燥生姜を使ったしょうが紅茶の作り方】
- 市販されている乾燥生姜もしくは、生の生姜を2cm程度にスライスしたものをざるなどに並べて1日天日に干して乾燥生姜を作ります。
- ティーポットに乾燥生姜のスライスを4~5枚と、紅茶の茶葉をティースプーンで2杯入れてお湯を注ぎます。
- 2~3分蒸らしてから、カップに注いでいただきます。甘さがほしいときには、砂糖や蜂蜜をお好みで入れてくださいね。
【生の生姜を使ったしょうが紅茶の作り方】
- 生の生姜を20g程度すりおろします。繊維にそってすりおろしておけば、生姜ごと飲んでもあまり木にならないと思いますので、繊維に逆らわずにすりおろすのがポイントです。
- しょうがのおろし汁だけを容器に移します。ガーゼなどを使っておろし生姜を思慕手も良いでしょう。
- ティーバックやティーポットで蒸らしいれた紅茶に、しょうがのおろし汁小さじ1杯弱を飲む直前に加えて完成です。生姜のおろし汁の量はお好みで調節してくださいね。
ポイント
生姜のおろし汁を蜂蜜やガムシロップと混ぜ合わせて、紅茶用の甘味料として加えるのもおすすめですよ。
【ジンジャーミルクティーの作り方】
- 生姜1片をすりおろします。皮が薄めのものであれば、皮ごとすり下ろしましょう。
- 耐熱容器に紅茶の茶葉をティースプーン3~4杯をいれ、90度くらいのお湯を200cc入れて3分程度おいて茶葉を蒸らします。
- 鍋に牛乳を500ccいれ、弱火で温めていきます。少し温まったら、生姜と蒸らしてあった紅茶をお湯ごと加え一煮たちさせます。
- 2~3分おいてから茶葉を漉し、完成です。
ポイント
生姜をしっかり利かせたい場合には、紅茶の茶葉を漉してから、すりおろした生姜を加えて生姜はそのまま加えてしまってもかまいません。また、生姜蜂蜜を使うとさらに風味が増しますので、お好みで使ってみてくださいね。
アップルジンジャーティーのレシピ
生姜と果物の相性はとてもいいので、紅茶にも果物と生姜を両方加えてみるとデザートドリンクのような感覚で美味しくいただけます。シナモンスティックを添えて、ティースプーン代わりに使ったりリンゴの代わりにレモンやモモを使うのもおすすめです。生姜紅茶をいろいろアレンジして、おうちカフェを楽しんでみませんか?
【材料】
- しょうが 1片
- リンゴ 1/2個
- 紅茶葉 3~4杯
【作り方】
- 生姜の皮をむきすりおろします。リンゴは1cm程度の厚さにスライスして軽く温める程度にオーブントースターで焼きます。
- ティーポットに紅茶葉と焼いたリンゴを2~3キレ入れお湯を注いで2分程度蒸らします。
- カップに焼いたリンゴとすりおろした生姜を一つまみ入れて、紅茶を注ぎます。ティーポットに残った紅茶の茶葉は濃くなってしまうので取り出しておくか、濃くなったらお湯を足して調節してください。蜂蜜を小さじ1~2杯を加えて完成です。蜂蜜をかき混ぜるのにシナモンスティックを使うのがおすすめです。
ポイント
スライスしたリンゴやレモンを蜂蜜大さじ4杯に漬けておき、ティーポットに蜂蜜ごと加えるのもおすすめですよ。