縞王
縞王は日本での代表的なスイカで、甘くてシャリ感があり、とても親しまれているスイカです。山形県産や鳥取県のものが有名で、糖度もとても良く、スイカの三冠王と言われています。
縞王M(マックス)・MK(マックスキング)
縞王Mは縞王を改良したもので、平均の重さは7~8キロになります。
日持ちもよく、鮮やかな濃い桃紅色をした肉で、変形もしにくくとても出来の良いものが多いのが特徴です。糖度も安定していて、11~12度になります。
富士光
数多くの地域で栽培され、長い人気を誇る品種です。スイカ本来の味わいがあり、家庭菜園にも向いています。
富士光TR
スイカ本来のシャリ感の強い品種になります。表示される糖度よりも甘く感じるのが特徴です。玉の成長もよく、収穫性の面を見ても、とても優れている品種です。
富士光EL
中が空洞になるのが少なく、玉張りもいい品種になります。暑い時期でも肉の状態もいいスイカになります。
日章
環境に優れた適応性を見せる品種です。
広い場所での栽培が望ましいので、家庭菜園には向かないかもしれません。
鮮やかな紅色をした肉のシャリ感で、糖度も高く、とても爽やかな味をしています。皮の部分は厚いために、輸送の際に傷がつきにくく、店頭に出しても持ちがいいために、切り売りに向いている品種といっていいでしょう。
日章レッド
糖度のとても高い品種で、12~13度と数あるスイカの中でも抜群の甘さを誇ります。肉も濃い赤をしていて、見るからに甘いのに、爽やかな口当たりになります。
早生日章
気温が低くてもとてもよく実になり、糖度も日章レッド同様12~13度と、とても高く肉も柔らかです。冬から夏の初めにかけての品種になります。
金時
小豆を使った甘いデザートのことを金時と呼ぶように、スイカの金時も糖度が13~15度と、かなり甘いスイカになります。
メロン以上の糖度と言われていて、甘いのにしっかりとしたシャリ感が特徴になります。高知県のものが有名で、半分にきると、ジワジワと甘い汁がにじみ出てくるのが特徴です。大きいものだと8キロ以上になります。
ここまで大きいのに大味ではないのが嬉しいスイカです。
縞無双
重さが7~8キロになる縞無双は、肉が締まっていて空洞になることはほとんどありません。肉は少し固めでシャリ感があり、真っ赤な実の糖度は12度以上あります。スイカは中心部が甘くて、皮に近くなるほど甘みが少なくなっていきますが、縞無双は、実全体の甘みが安定していて、場所によって味が変わることはありません。肉と皮の境目もはっきりしてぼやけておらず、とてもみずみずしいスイカになります。