有名なロシア料理レシピ

ボルシチやピロシキをはじめ、まだまだ日本でも知られているロシア料理はあると思います。ここでは各項目のページ紹介とともにロシアのコース料理について、項目内には載せなかった管理人一押しの料理レシピを紹介しましょう。

ロシアのコース料理

そもそも料理の配膳の順番が決められているコース料理は、貴族や上流階級の人々に限った習慣です。この習慣は大勢の人々が長い時間をかけてゆっくりと食事することを前提に生まれたものと言われています。長い年月が過ぎた今も、その配膳法はロシア人にとって当たり前のものとなっています。ここで、ロシアのレストランで料理が出される順序を紹介しましょう。

1.ザクースカ（前菜）

2.第一の料理（スープ）

3.第二の料理（メイン・ディッシュ）

4.デザート

この順序は、おもにきちんとした食事ができる大きめのレストランに言えることですね。一般家庭ではいつもこの順序に従って食べているというわけではありません。ですが、一番重要な食事とされる昼食時は少し略式にしつつも、このような順序に沿って食事をします。現地で外食をするときなどは、これを覚えておくといいでしょう。

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ガルショークのレシピ

このガルショークとは、「壺（つぼ）焼き」のことです。これは独特の風味のものが多いロシア料理の中で一口食べた瞬間から気に入った、個人的に大好きな料理の一つです！壺にパン生地がかぶせてあり、中にはキノコなどを使ったスープ（シチュー）が入っています。今回はキノコと相性のいいサワークリーム味のレシピを紹介します。

材料（4～6人分）

※パン生地の材料と作り方はピロシキと同じなので、ここでは省略します。

スープ（シチュー）

マッシュルーム・しめじ：各1パック
玉ねぎ：1/2個
鶏胸肉：1/2枚
牛乳・サワークリーム：各200cc
塩：小さじ1
こしょう：適量
バター：大さじ1

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作り方

ソースを作りましょう。マッシュルームは4つに割って、しめじは小房に分けます。玉ねぎはみじん切りにします。鶏肉はサイの目切りにして塩・コショウで下味をつけましょう。
鍋にバターをしいて鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、しめじを炒めます。そこに小麦粉を加え、炒め合わせます。さらに牛乳、サワークリーム、塩、コショウ加えてよく混ぜましょう。そのあと、弱火で約7分煮ます。
パン生地を人数分に分けて、丸くのばします。このとき、使う容器の口よりも一回り大きくのばしてくださいね。
スープを容器に入れて、ふちに溶き卵（ピロシキで余ったもの）を塗ってから、のばした生地をかぶせます。はがれないように、しっかり側面にくっつけましょう。
容器を天板の上に並べて、パン生地にも溶き卵を塗っておきましょう。200度のオーブンで約12分焼いて、出来上がりです。

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ニシンの塩漬けのレシピ

ロシア料理を紹介する際に、もう一つ忘れてはいけないのが、魚の塩漬けです。ロシアではニシンやサーモンなど色んな魚を塩漬けにします。今回はロシアで特によく食べられているニシンの塩漬けレシピを紹介しましょう。おつまみにピッタリの一品ですよ。

材料（4人分）

ニシン：大1尾
塩・砂糖：各大さじ1/2
サラダ油：少々
キュウリのピクルス・スライスレモン：各適量（つけ合わせ用）

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作り方

ニシンはウロコと頭を切り落として、三枚におろします。塩と砂糖を混ぜたものを身にすり込んでおきましょう。
ラップをかけて、しばらく室温に置き、味がなじんでから冷蔵庫で一晩冷やしましょう。
頭からシッポのほうに向かって皮をむいて、1cm幅に切りそろえましょう。お皿に盛り付け、食べやすい大きさに切ったピクルスとスライスレモンを添えれば出来上がりです。

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