バラの華

バラ

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昔から特に女性を魅了してやまない薔薇(バラ)。自宅にローズガーデンを造りたいなぁと思っている人もいるでしょう。薔薇には人を引き付ける不思議な力がありますよね♪このサイトでは薔薇に興味はあるけど、どうやって育てるの…?そんな人向けに基礎知識を紹介していきます。

薔薇って、どんな植物?

バラ科の植物で、大きく分けるとブッシュタイプ(木立ち性)、シュラブタイプ(半つる性)、クライミングタイプ(つる性)の樹形があります。おもに観賞用、香料の原料などに使われています。本来、薔薇は華やかな見た目と香りが特徴的ですが、今日本で栽培されているものの多くは観賞用に品種改良されているため、香りが弱くなっています。品種によって色、大きさ、形、香り…本当に色々楽しめるのが薔薇の魅力といえるでしょう。ちなみに、薔薇は6月の誕生花で、花言葉でよく知られているのが「情熱」ではないでしょうか。実は薔薇って、その色や形状によって違った花言葉を持っているんですよ。赤は「愛情・情熱・内に秘めた愛」、ピンクは「温かい心・一時の感銘」、赤白班入は「満足・たたかい」、黄色は「薄らいだ愛・やきもち・嫉妬・誠意のなさ」、白は「純潔・尊敬・私はあなたにふさわしい」となります。さらに、つぼみなら「恋の告白」、一重咲きは「淡泊」、満開の花一輪は「秘密」、トゲのない薔薇は「初恋」といった感じです。

青いバラって、あるの?!

薔薇は色が豊富なことも魅力の一つですよね?みなさんは、青いバラがあったらいいなぁ…なんて思ったことはありませんか?私も絵本の中ぐらいでしか見たことがありません。世界の育苗家たちは、ずっと長い間青いバラを作り出すことを夢見ていました。彼らの夢が実現したのは2004年のこと…。サントリーの研究・開発により、バイオテクノロジーで青いバラが誕生したのです!このバイオテクノロジーを利用するのは世界初の試みでした。今までも青いバラというのはありましたが、赤の色素を薄くしたもので「青」とは言い難い薔薇がほとんどでした。けれど、サントリーが開発した青いバラは成分の大半に青色色素が含まれているんですよ。爽やかな雰囲気の薔薇となっています。

薔薇の歴史

薔薇は西アジアや中国、日本などの地域に分布していた植物とされています。歴史はとても古く、紀元前から香料や薬として人々に利用されていました。もちろん、ヨーロッパにも伝わり、何度も品種改良が重ねられていきました。そんな薔薇の歴史の中で大きな出来事が起こります…。
18世紀中期にロサ・キネンシスというチャイナ系の薔薇がヨーロッパに持ち込まれたのです!チャイナローズのような四季咲きの薔薇は、まだ当時のヨーロッパではとても珍しく、魅力的なものでした。この出来事がキッカケとなり、様々な系統のバラの交配を繰り返し、今のような四季咲きのバラを種類豊富に作り出していったんですね。
薔薇に関するエピソードに次のようなものがあります。ナポレオン妻、ジョセフィーヌがバラの愛好家だったことから、園芸家を保護してマルメゾン宮殿で本格的な品種改良をさせたといいます。こうして薔薇の基礎を作った人と評価され、「バラの母」と呼ばれています。

ページ紹介

ここからは、このサイトの各ページを紹介していきたいと思います。ここで、バラのことをよく知り、みなさんも自宅を薔薇の香りで満たしてみませんか?

種類

薔薇の種類は大きく、オールドローズとモダンローズに分けることができます。このカテゴリでは、本来ならモダンローズに分類されるイングリッシュローズも3つ目の種類として紹介しています。また、人気の品種もいくつか載せているので、バラを選ぶ際の参考にしてくださいね。

育て方

このカテゴリでは、初心者でも簡単な薔薇の育て方を見ていきましょう!苗の植え付けから水やり、肥料のやり方までわかりやすく説明しています。さらに剪定(せんてい)方法、かかりやすい病気、注意が必要な虫についても解説しています。育て方は品種によって変わってくることもありますが、一つの目安にしてくれればと思います。

楽しみ方

このカテゴリでは、バラの色んな楽しみ方を紹介しています。香水、オイル、ハーブティーを取り上げています♪これらは女性を中心に人気がありますが、その理由とは何でしょう?実はさまざまな健康効果に人気の秘密が隠されているのです!くわしくは、ここをチェックしましょう。