この黒点病は黒斑病とも言われていて、薔薇がかかりやすい代表的な病気といってもいいでしょう。発生時期は6~7月、9~11月頃といった1年のなかでも特に雨の多い時期によく見かけます。症状としては、バラの葉に黒い斑点ができます。それがだんだんと葉全体に広がっていきます。そして黄色くなり枯れ落ちてしまうのです。また、黒点病は若い枝に黒い跡を残してしまうこともあるんですよ。土の中の黒点病の細菌が、雨などで跳ね返って、それが葉につくことで発生します。病気の葉はすぐに取って、落ちた葉も処理しましょう。対処薬剤を3日おきくらいに3回ほどまいてください。そのほか、梅雨に入る前にバラの株元にワラを敷くなどのマルチングをすれば、黒点病の予防になりますよ。しかも乾燥防止にも効果的です!
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