琥珀には、数多くの種類があります。定番のものから、とても珍しいものまで様々ですが、ここで全種類は紹介しきれないので、ナチュラルアンバーやグリーンアンバーなどの代表的な種類をいくつか紹介していきましょう。それぞれに違った特徴を持っていて、上品で魅力的な琥珀ばかりですよ♪みなさんは、どの琥珀を選びますか?
定番の琥珀といえば、ナチュラルアンバーではないでしょうか。その温かみのある琥珀色は、コニャックカラーとも呼ばれています。
この琥珀の落ち着いた飽きのこない輝きと色は、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。このナチュラルアンバーは派手過ぎず地味過ぎず、どんな服にも比較的合わせやすいため、アクセサリーとしても人気があります。
ずっと眺めていたくなる不思議な魅力が、ナチュラルアンバーの人気の秘密かもしれませんね。べっ甲飴のようにも見えるのは、私だけでしょうか(笑)。
何となく緑がかった独特な色合いが特徴的な琥珀を、グリーンアンバーといいます。見た目はオリーブのような明るい黄色をしています。
光の当たり方によって、色や輝きが微妙に変化することからとても高い人気があって、アクセサリーとしてだけではなく、大きなものであればインテリアとしても好評なんですよ。
内包物(昆虫など)が含まれていない琥珀の中で、わりと透明なグリーンアンバーの多くは、カリブ海に浮かぶ「ドミニカ共和国」で産出される珍しいものになります。透明感あふれる緑色は、夏にお似合いの琥珀ですね♪
太陽の下で、キラキラと七色に輝くでしょう。
チェリーアンバーは、高級感のある赤味を帯びた茶色が魅力の琥珀です♪まさに、アメリカンチェリーのような色合いをしています。角度によっては紫色っぽく見えることもあり、とても上品で落ち着いた雰囲気を持っていますね。
シックな装いだけでなく、カジュアルなファッションにも似合うため、若い人から年配の人まで幅広い人気を集めています。さらに、このチェリーアンバーはほかの違う色の琥珀との相性もいいので、いろんなアクセサリー製品にも用いられています。
ほかのものと組み合わせると、また違った表情を見せてくれますよ。個人的には、とくに秋の装いにおすすめです!
バルティックアンバーは、その名のとおり「バルト海沿岸」で産出される乳白色の琥珀です。日本ではちょっと珍しいかもしれませんが、熱処理をしないのがこの琥珀の特徴といえるでしょう。
ヨーロッパではとても好まれていて、真っ白な琥珀であればあるほど、時間の経過とともにベージュ色に変化していくんですよ。アンティーク物としても大人気で、コレクターもいるほどです。
バルティックアンバーの白さの秘密は、「バルト海沿岸」の塩分が何万年もかかって蓄積されたためだと考えられています。また、このような乳白色の琥珀は、ロイヤルアンバーとも言われています。