ほうれん草の品種
ほうれん草には東洋種・西洋種・交雑種などがあります。それぞれに向いている調理方法があります。ここではほうれん草の品種についてお話ししたいと思います。スーパーで買うときや、家庭で育てる場合などの参考にしてください♪
東洋種のほうれん草
特徴
東洋種はアジア原産で、中国から伝わってきました。葉がぎざぎざして根が赤く、甘味があってあく抜きの必要があまりないので、おひたしなど和食に向いています。秋~冬まき品種というのが東洋種で、冬になると東北地方を中心にたくさん出荷されます。
品種
角種(つのだね)・赤根ほうれん草・日本ほうれん草・次郎丸ほうれん草・禹城(うじょう)・京ほうれん草・寒締めほうれん草
西洋種のほうれん草
特徴
昼の時間が長いヨーロッパで品種改良されたもので、小松菜みたいな見た目をしています。春~夏まき品種というのが西洋種で、夏にたくさん出荷されます。丸みのある葉が特徴で根が白っぽく、あくが強いのでしっかり加熱する必要があります。
品種
ピロフレー・黒葉ミンスターランド
交雑種のほうれん草
特徴
東洋種と西洋種の交雑種です。広い範囲の料理に使えるため、人気があります。生で食べられるサラダほうれん草など1年中みかけるようになりました。和食には東洋種に近い剣葉系のものを、洋食には西洋種に近い丸葉系のものを選ぶと良いでしょう。
品種
リードほうれん草・豊葉ほうれん草・アトラスほうれん草・ミンスターほうれん草・スーパー日本ほうれん草・サラダほうれん草
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